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2006年03月30日

無残・・・

結局今日も一日雪が降っていました。昨日ほどの積雪はありませんでしたが、重たく湿った雪がベタベタと降り続きました。
気温もそれなりに下がっていますが、温水器はまだそのままなので冷たい水で皿洗い・・・まだ真冬ほどの寒さではないので何とか耐えていますが。

さて、無残な姿を見てやってください。↓

日中私が家を空けている間にさくらがやってしまいました。うちに来た当初の小さいころは別として、こんな悪さはしたことがなかったのですが最近どうもおかしくなってきています。
我が強くなってきたというか、調子に乗りすぎているというか、日々のちょっとしたことで躾が崩れてきている気がします。もう成犬になって久しいのでそろそろ厳格さを緩めてもいいかなと思っていたのですが、それが裏目に出ているのか。

この冬でかなり無法状態を許してきたのは私ですからいまさら感情的に叱り飛ばすわけにも行かず、また一から教育しなおしていかないといけないなと反省している次第です。

それにしても寒さがぶり返したこの時期に障子がなくなるのはちと寒い・・・

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2006年03月29日

はずれ

昨日夕方から降り始めた雪は朝になるとこんな感じ↑

私の予想では前回の雪で最後と思っていたのですが、見事にはずれました。夕べも「まあ降っても積もるか積もらないかの程度だろう」とたかをくくっていたのですが、それなりに積もってくれました。

午前中は雪、午後からは晴れ、という天気も手伝って現在(夕方)ではほとんど雪は融けました。とは言っても今日は何もできませんでしたが。

予定外の長話に巻き込まれ、半日無駄にしましたが、まあ今日は特に何ができたというわけでもなかったのでよかったことにしましょう。

旧暦では今日から3月。明日からまた仕事に戻れるかな。天気次第ですが。

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2006年03月28日

電気温水器

今日は天気予報よりも早く、10時ごろから雨が降り始めました。寒波も入り込んできているようで、風が冷たく、強くなってきました。予報では明日は雪が降るといっていますが、もう雪はいらないなあ・・・

さて、先月からおかしくなっていた電気温水器の点検に三菱電機の人が今日来てくれました。原因は未だに不明なのですが、とにかく電気料金が先月から急に倍以上に跳ね上がってしまったのです。
原因として考えられるのは温水器本体の故障、もしくは配管からの水漏れということなのですが、今日の点検で温水器本体は異常がないということでしたので、おそらくは配管のどこかが破れている可能性が高まりました。

修理をするしないの如何に関わらず、電気温水器に使う電気代というものはバカになりません。特に私のようにひとりで生活しているとなおさらそれを感じます。

幸い寺には薪風呂がまだ残っていますので、そちらを復活させることも本気で考えなければいけないかもしれませんね。実現するためにはいろいろと解決しなければならない問題もあるので難しいところではあるのですが・・・

今日から3日間は雨(雪)の予報。さて、何して過ごすかなあ・・・

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2006年03月27日

日替わり天気予報

明日から雨の予報。ということで今日はがんばって畑仕事を片付けていきました。

昨日は久々に糠を取りに行っていたので、その糠をニンニク・玉葱にまいたり、田んぼにまいたり。
ジャガイモの植え付けや紫蘇・ほうれん草などの種をまいたり、と気が付くと夕方。

しばらく雨が続きそうという予報だったので、布団も干さなければ、洗濯物も片付けておかなければ、と仕事の合間を縫ってはそんなこともしたり。

おかげでかなり充実した一日にはなりました。

が、今インターネットで天気予報を見てみると雨は明日の午後からに変わっている。

明日は完全に休みモードで他の用事を済ませようと考えていたのに・・・また明日の朝起きてからの空模様を見て考えよっと。

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2006年03月25日

竹切り

前回の日記は実は昨日書いたものでして、UPし損ねていただけです。ということで今日の日記。

今日は田んぼわきの竹を切っていました。一人でやっているので全ては片付きませんでしたが、去年の竹やぶよりは楽に進みました。

この冬の大雪でかなりの竹が倒れていたので、今のうちなら切りやすいということと、倒れた竹が田んぼに入ってきているのでそれをのかす為ということとで着手しました。

今日は午後から半日ほど切ったのですが、どうでしょう、全てが終わるまでにはあと2~3日はかかるかな。

今は火事がおきやすい季節なのですぐに火をつけて燃やすというわけにもいかず、最終的に竹を燃やしてきれいにするには夏くらいまではかかるのかな。

何事も少しずつ気長に、そして地道に、というのが百姓の基本ですね。

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2006年03月24日

なくなるまできづかない

昨日とはうってかわって今日はいい天気。午後から多少風が強かったものの充分暖かい一日でした。
土筆もそろそろ頭を出し始めましたよ。

今は田んぼも畑も主に準備期間です。で、田畑に入ってゴソゴソしていますと目に付くのがゴミ。

心無い旅人によって捨てられたものもあるのですが、一番多いのは実は地の人間が捨てるゴミです。
何でもかんでも埋めるか焼くかすればそれで良しというまさに「臭い物に蓋」的な発想。

田舎って自然が豊かで美しい、というのは都会人の妄想でして、その実は田舎の人間ほどゴミや環境という概念がありません。

私の見解。
豊かな自然に囲まれているからこそ、逆にそれに甘えていられるし、気にしなくても自然が尻拭いをしてくれている。(実際はもう尻拭いできる次元ではないのですが)
これって万国共通のことだなあって。

世界から見ると日本は自然に恵まれた国ですが、だからこそ環境問題などに関してはかなり疎い。
かたや石油などの資源には乏しい国だからそういうものや金にはうるさい。
逆に石油産出国では石油などの資源に対しては日本ほど細かくないのではないかな、って勝手に想像しています。

してみるとどこの国の人間が賢いとか、問題意識が高いとかいうわけでもなく結局は人間は民族、国などによる差があまりないのかもしれませんね。

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2006年03月23日

墓参り

昨日は墓参りに行っておりまして、そのまま実家に泊まってしまっていました。
お彼岸のメインは21日の春分の日で、多くの人はその日に墓参りに行っていたようですが、私は昨日が天気も雨で都合がよかったので行ってきました。

平日で、しかも雨降りということで墓参りに来ている人は誰もおらず、のんびりとお参りができました。

今私は寺に住んでいることもあり、お彼岸や盆、正月には墓参りに来られる人によく出会うのですが、決まって年輩の人ばかりです。私と同世代の人間は当然のことながら、よく見ているといわゆる現役世代という人はかなり少ないですね。
祝日も仕事なのか、たまの休みは休息や家族サービスと決め込んでいるのか、理由は知りませんが、とにかく墓所で姿を見ることは稀です。

育った環境の違いもあるとは思うのですが、盆正月とお彼岸には墓参りというのが私の場合当たり前のことだったので、いまでもそうしています。特に昨年のように身近な祖父が亡くなったりした後は尚更お参りに行こうという気持ちが強くなります。

私は別段信仰心が篤いわけではないのですが、先祖を大切にする気持ちというのは家族を大切にする気持ちの延長線上にあると思うのです。
そうした観点から見ていると墓参り客の顔ぶれや言動からその家庭が見えてくる気がします。

生きているうちが華、死んだら、はい、それまーでーよ。だから今を大切に。
なんて歌が聞こえてきそうなご時勢なのですかね。

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2006年03月21日

祝!世界一

やりましたね。WBCで日本優勝です。私も13時ごろから試合終了までテレビで見ていました。11時ごろプレーボールと聞いていたのでそろそろ終盤かとテレビをつけてみるとまだ5回だったのでかなりしっかりと見られました。

テレビにかじりついていたからといって今日は休んでいたわけではなく、ちゃんと朝から仕事もしていましたよ。
今日は稲の苗を育てるためのプールが完成しました。あ、写真撮るの忘れた。
また後日にご覧に入れます。去年も作っているのでそのときに写真を載せていたとは思うのですが、私は育苗期間の水管理を楽にするために畑にプールを作ってそこで育苗をしています。

一般的には電機育苗機→ハウス育苗というのが主流なのですが、私の場合は電気は使わず、育苗期間も野ざらしで苗をいじめています。
丈夫な苗を育てるにははじめが肝心。甘やかして育てたひょろひょろ苗ではその後の私の過酷な自然農法では生き残れません。

人間を筆頭にどんな生き物でもそうですが、小さいころに甘やかされているとろくな大人にはなれませんね。
私の場合さくらを少々甘やかしすぎたきらいが・・・ご存知の通り貧乏生活なので物質的には甘やかしようがないのですが、精神的に甘えん坊になっている気がします。ま、今となってはどうしようもないのでそれなりに付き合っていますが、忙しくなってくると少々鬱陶しいときも・・・すまぬ。

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2006年03月20日

抜糸

本日ようやく抜糸となりました。手術から数えて11日目です。今日はまだ無理ですが、明日からやっと風呂につかることができます。

ただ、今日の病院は明日が祝日ということもあってか、とんでもなく待たされました。11時45分に受付をしてから病院を出たのが13時30分頃。いつもであれば昼前の時間は割合すいていて、早ければ10分も待たないくらいなのですが。

糸が取れたということもあって、今日は今までよりも動くのが気になりません。今までもそれなりに傷口はふさがってきていたはずなので糸が取れただけで急に状態が変化するわけではないのですが、そのへんは気持ちの問題で。

久々の好天ということもあり、今日は朝からいろいろと作業ができました。少し遅くなりましたが、ピーマンの種もようやく播きました。

米の種まき準備、畑の準備、冬越しした野菜の追肥など気が付けばやることが目白押しの時期になってきました。天気がいいとそれだけで気持ちよく動けますしね。つくづく気分屋だとは思うのですが・・・

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2006年03月19日

日本代表

今日は小雪のちらつく一日でした。といっても積もるような降り方ではなく、チラッと降っては止んでの繰り返し。途中では晴れ間も覗くおかしな天気でした。
でもこれが本当の「なごり雪」なのかもしれませんね。先日のはとても「なごり」と呼べる代物ではなかったので。

さて、今日はWBCの準決勝。韓国との一戦でしたが、皆さんはご覧になりましたか?私は8回に雨で中断するまで見ていました。

スポーツの試合を見て興奮したのは何年ぶりでしょうか。今までの予選からの試合経過も知っていたので余計に気持ちが入っていたのでしょうが、私にとってはイチローの言動が大きく影響を与えています。

奇しくもイチローと私は同じ歳。ここ最近では聞かなくなった「国のために」という言葉を臆面もなく使い、それを行動に示している姿は非常に嬉しかったのです。

どこの国も技術的には一流の選手をそろえながらも今大会では韓国があれほど強く、またアメリカが2次リーグで敗退していったのもつまるところはこの一点の違いではなかったでしょうか。これは選手の召集時からにおける取組方全般の話です。

明後日の決勝戦の結果がどうであれ、今日の試合を見られたことは大きな充足感になりました。

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2006年03月18日

礼儀知らず

今日の私は少々腹を立てています。このブログが勝手に使われていました。

ネット上に公開されているのですから見ず知らずの人が勝手に見ているのは当然のことです。知らない人に知らないところでリンクを貼られていたということも、まあ、あるでしょうね。

でも今回は見ての通り私の住んでいる町のポータルサイトです。誰が管理しているのか、はきとは知りませんが大体の想像はつきます。おそらく私のことを知らない人ではないはず。私も面識があると思っているかもしれません。

仮に面識がなかったとしてもそれ以前に同じ町民です。町のサイトに協力することは全く厭いませんが、私に一言もなく私のブログを使っていることには腹が立ちます。

私、このブログで問題提起や社会批判などはよくしてきましたが、個人の感情として怒りをぶつけているのは初めてだと思います。

管理者がもしこれを読んでいたらポータルサイトから削除するか、もしくは直接詫びを入れに来るように。

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2006年03月16日

読書

今日は一日雨。この時期にしては風が冷たいのですが、雪にはなりそうにないので安心しています。

さて、今日は特記する事もないのでたまには本の紹介でも。この冬に読んだ本からお薦めしたいものを少々。

『国家の品格』 藤原正彦著 新潮新書 ¥680+税

『胃腸は語る』 新谷弘実著 弘文堂 ¥1800+税

『わら一本の革命』 福岡正信著 春秋社 ¥1200+税

都市民、百姓に関係なく必読です。読んで何を考え、どう行動するのか、何を差し置いても重要なことと考えます。

ちなみに私は上記書籍の内容を全肯定しているわけではありません。現代社会において最も蔑ろにされている問題であり、且つ重要な問題提起だと思っているのです。

今後はたまにこうした本の紹介もしていきたいですね。

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2006年03月15日

おでんくん

今朝は-10℃を下回りました。この時期にしては異例の冷え込みです。
どうしたことか今まではこのくらいの寒さでも平気だったさくらが、今朝の散歩のときは足が冷えて痛いと訴えてきました。時期外れに冷えすぎたせいでしょうか。

日中は快晴で雪はかなり融けていきましたが、また畑に入れるようになるにはしばらくかかりそうです。

さて、大根が一本余っていました。ちょうど冷え込みもきつくなってきたということで、今シーズン最後のおでんを作りました。

天気予報では来週にまた雪マークが付いていましたが、もう雪は降らないことを祈って、最後のおでんを楽しみたいものです。

そうそう、全く関係ありませんが、「おでんくん」っていうアニメがありますよね。まだやってるのかな。

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2006年03月14日

なごり?雪

夕べは実家に帰っていました。雪は降るし、特にすることもないし、病院も水曜日まで行かなくていいし、ということで本でも買いにいこうとついでに実家に泊まってきました。

夕方、大朝に帰ってきてびっくり。思った以上に積もっていまして、推定ですが朝の段階では40~50cmは積もっていたのではないかと思います。実家に泊まっていてある意味正解でした。

今朝は広島市内でもうっすらと雪が積もっていましたので、大朝ではかなりの量があるとは予想できたのですが、実際に目の当たりにすると諦めと落胆が半々の心境ですね。
さくらは雪を見るなりいきなり元気に走り回っていましたが・・・

私の旧暦による天候予測では今回が最後の雪。その通りになってくれるといいのですが。

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2006年03月12日

春季訓練

今日は朝から消防団の春季訓練でした。午前中が救急救命講習、午後から地域の防火査察、その後屯所で歓送迎会という一日コースでした。

このたび引越しなどに伴う退団者と新入団者がいたので最後の歓送迎会だけはうちの分団だけの話ですが。

それにしても今日は寒かった。雪が降るとの予報ではあったのですが、昨日までが暖かかっただけに気温以上に寒さを感じます。
ちなみに雪はまだ降っていません。いや、一時チラッとだけは舞っていたのですが、まだ「降る」というほどではないですね。

歓送迎会ではお約束のような焼肉で久々に肉をまとめて食べました。もう当分肉はいらないな。

それにしても肉が贅沢っていう意識の錯綜はなかなか消えそうにないですねえ・・・

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2006年03月11日

オネショ注意報

今日はさすがに少しだけ動きました。何もせずに寝てばかりいるとさすがにこの時期は体が腐っていきそうなので。

とはいえあまり激しい動きは要注意なので、去年切っておいた竹を焼いただけです。田んぼの畔に完全なる竹林を形成していたので去年の夏に切ったという話はこのブログにも書いたと思います。
そのうちのいくらかは田んぼの中に積んでおいたのでそれと使わなくなったはで竿の竹とを一緒に燃やしました。

さすがに春はよく乾燥していますね。ものすごい勢いで燃えてくれました。畔のほうに積んでおいた竹は次回にとっておいて、今日はこれだけで終わりです。でも火が消えるまでというと半日はかかりますね、やっぱり。

さて、明日からまた雪が降るとの予報。そろそろ今シーズン最後の雪になりそうです。奇しくも明日は消防団の春季訓練。なぜか消防訓練のときって寒くなるんだよねえ。

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2006年03月10日

欲求不満

手術のあとは全くといっていいほど痛みません。食欲も旺盛、体調もよし。天気もいい。
なのに思いっきり動き回れないのってつらいですね・・・

激しく動き回ったり、傷口を引っ張るような動き、傷口に当たったりすると当然まだ痛いので何をするにも制約がかかります。
天気予報ではしばらくすぐれないようなこと言っていたのに今日はまたいい天気です。

さくらと一緒に走り回って遊ぶわけにもいかず、私はボールを投げてやるだけ。

今日のガーゼ交換のときに傷口を初めて見たのですが、7~8cmは切られていたようです。見た目重症っぽいのですが、本人は元気いっぱい。

ほんと、鬱屈したものが溜まりますね。まだこの時期だから我慢できますが、これが農繁期だったらとんでもないことになってそうです。

明日は何しよう・・・火遊びでもするかなあ・・・

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2006年03月09日

手術

今日は午後から手術を受けてきました。数年前から右大腿部の付け根に大きな瘤のようなものができていまして、それをとってもらいました。

その瘤がなにものかは病理の検査結果が出るまではっきりとしませんが、おそらく去年あったアテロームのようなものではないかという話です。ということで特に心配はなさそうです。

去年のアテロームのときは小さいものでしたし、処置室で切ってもらって終わりという簡単なものでしたが、今回は大物というだけあって手術室でした。
初めて手術室なるものに入ったのですが、たいした手術でなくとも緊張するものですね。しかもやることなすことが全て大げさ。おかげで費用も大げさ。
処置室でのことを想定していたらとんでもない額にびっくりしました。

今回は局部麻酔での手術でしたので日帰りでしたが、半身麻酔にすると入院だったようで、そうなると費用もどれだけ跳ね上がっていたのだろうとおもうと冷や汗ものです。医療費を削減することが一番の倹約ということを痛感しました。そのためには健康に日々を送れるように生活の在り方を考えなければいけませんね。

かなり大きく切開してもらったので、縫合したあとが癒着するまでは通院でガーゼ交換です。しばらくは風呂にも入れず、体を拭くだけの日々が続きます。汗をかく時期ではないのがせめてもの救いですね。

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2006年03月08日

始動

本日も快晴なり。ということでいよいよ本格的に百姓開始です。
昨年も書きましたが、今日は米作りの第一歩、「塩水選」からです。
今年は濃度を少し高めにして強力に選別してみました。おかげで種籾が少し足りないかも・・・


まずは塩水を作るのですが、10ℓくらいの塩水を作るのに普通に塩を買っていたらとんでもなく高くなるので「硫安」という化学肥料を水に溶かします。濃度を測るのは卵。塩水計なるものも売られているのですが、そんな無駄なお金を使わなくても卵で充分。
ちなみに使い終わった硫安溶液をそのまま田畑にまくと化学肥料を使っているのと同じことになるので、一度ボカシ肥に混ぜて有機化させたあとに使います。


ころよい濃度になったらいよいよ種籾を投入します。去年とっておいたものです。
比重の高いもの、つまりは充実した籾だけが沈み、そうでないものは浮かんできますのでこれを取り除いて優秀な籾だけを残します。
今年は濃度を高くしたので入れたときには下が見えないほどの籾が浮かんできています。


浮いた籾を除いていくとこんな感じ。


次に選別した籾を酵母菌を使って殺菌処理します。
無農薬で米を作る以上この段階から薬物は完全に排除します。
籾にはさまざまな雑菌が付いていますので、酵母溶液に漬け込むことによって酵母菌にそれらの雑菌を食べてもらおうというものです。
酵母菌は稲に害を与える菌ではなく、むしろ共生することによって相乗効果をもたらしてくれます。
ただし長時間漬け込みすぎると籾までも食べてしまうので時間と籾の様子をよく見ておかなければいけません。処理時間は24時間が目安です。

ここまでの作業でおよそ2時間弱。あとは田んぼや畑の準備作業で1日が終わりました。作業をし始めると1日があっという間ですね。


さて、関係ないですが、さくらの写真です。ご覧の通りまだ境内には雪が残っています。見えるかどうか、さくらがじゃれついているのは「小トトロ」のぬいぐるみ。小さいころからの玩具でして、未だにお気に入りです。目と手足は引きちぎられていますが・・・

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2006年03月07日

そろそろ

今日は快晴。気温もかなり上がりまして、布団を干したのですが、膨らみ様が今までとはまるで違っています。

なのになんでこんな写真かといいますと、朝は霧が出ていたのです。朝に霧が深い日はたいていいい天気になります。それともう一つ、霧が出るということはそれだけ気温が上がってきたということ。

大朝は標高も高く、基本的には寒い地域なので、霧の発生する日は少ないのですが、それでも近年は徐々に増えてきていると近所の人たちは言ってます。これも温暖化の影響か、と。

今日は急に季節が変わったかのような一日でして、蜂は飛ぶわ、カワラヒワは今年初めてうちにやってくるわで文字通り啓蟄を迎えたのかと実感できるような気候でした。
カワラヒワの写真を撮ろうと思ったのですが、さすがにシャッターを切れる距離にまでは容易に近づけてくれませんでした。ということでどんよりした霧の風景だけで・・・

田畑を見てはそろそろ何から始めようと本気で考えてしまう一日でした。

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2006年03月06日

休養

昨日からの雨はお昼過ぎまで続き、結構な量が降ったようです。田んぼや畑はすっかり顔を出し、川の水量もかなりのものになっています。

週末の呑みすぎ、しゃべりすぎで咽喉が悪化。今日は一日養生させてもらいました。さくらは元気なので容赦なくじゃれついてきますが・・・

散歩の際に田畑の様子を見てみました。冬越しさせている野菜の苗は毎年のことですが、雪融け時には心配極まりない状態で姿を現しています。中には無事に冬を越せずに消えてしまうものもいますが、大半はがんばって雪の下で耐え忍んでいたようです。

冬の間は縮こまっていても、雪融けとともに夏に向けて元気に成長していく。思い返してみると数年前に気管支炎を患ったときもそんな感じで暖かくなってから急に快方に向かった記憶があります。
あらゆる生命に対するお天道様の力って偉大なものです。

冬の間のほうが無駄に元気なさくらはどうかと思いますが・・・まあ、やつは年齢的に元気をもてあましているのかな。

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2006年03月05日

ただいま

夕方、大塚に帰ってきました。さすがに連日の呑み会と合間の移動やなんやでドッと疲れました。
でもそれを補って余りある楽しい集いに参加できてうれしかったですね。

呑み会だけでなく、学生時代によく行っていたお好み焼き屋に行ったり、大好きな酒蔵の蔵開きに邂逅できたり、昔住んでいたアパートやすっかり変わった町並みを見て回ったりと遠方から来てくれた同窓生と短い時間でしたが久々の広島を満喫してもらえたのではないかと思っています。

同窓会でも卒業以来10年ぶりに顔を合わせる同窓生や今まであまり話しもしたことがなかった同窓生たちともいろんな話ができ、期待以上の時間を過ごせました。
改めて同窓会っていうのもいいものだと思いましたね。

さて、今日はこのへんにしてゆっくりさせてもらいます。先日の雪は予想以上のスピードで融けてくれていまして、あとは天気が良くなってくればいよいよ活動開始ですね。今のうちにしっかり体を休めて春動に備えましょうか。

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2006年03月03日

あれこれ

昨日から降り続いた雪が50cm近くになりました。予想はしていたもののこれだけ降ると動きにくくていやですね。

今日から日曜日まで家を出ておりますのでブログはお休み予定。
今日は三原で大学時代の恩師と、明日は広島で大学の同窓会ということで呑み会続きというだけなのですが、さすがに飲むとここまでは帰ってこられないので当然泊まりです。

気管支炎のほうも何とか99%快復しましたので楽しくお酒が呑めそうです。

その前に今日の午前中でいろいろと片付けておかないといけない用事もありますのであまりのんびりもしてられませんね。

さあ、体も軽くなったことだし、元気だしていってきます。

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2006年03月02日

あさはかなり

昨日は一日寝てました。炎症系の厄介なところは風邪薬では効かないこと、完治までに時間がかかることですね。まだ完全ではありませんが、だいぶ楽にはなりました。
熱もあるわけではありませんし、日常生活には支障がないのですが、ここで無理をすると再発の恐れがあるのも炎症系の厄介なところです。
普通は抗生剤を使うのですが、あまりこれに頼りたくないので栄養を取ることと体を休めることで何とか快復に向かっています。

さて、今日は起きてみるとまたまた雪景色に逆戻り。20cm近く積もったでしょうか。気温はそれほどでもありません。

春に花を咲かせる水仙は球根で冬越しをします。秋の芽の伸び具合でその冬の雪の量がわかるといいます。雪の多い年にはあまり背を伸ばさないということです。
つい昨日までその水仙が見えていたのですが、あまり伸びていませんでした。そしてこの雪。

私たち人間は暖かくなってきたと喜び、春のような気分にさせられていましたが、自然のものにとってはまだ雪がどれだけ降るかわかっていたのでしょうね。少し暖かくなってきたからといって容易に春モードには入りません。

自然から離れてしまい自然のことがなんにもわからなくなってしまったのは人間だけなんでしょうね。その人間が自分たちではさも自然のことがわかったかのような顔をしている。バカな話です。

最後に悲しい報告を。
またしても烏骨鶏が全滅。この冬、小屋の鍵がかからなくなっていたところへ夕べの風で戸が開いてしまったのか、今朝餌をやりに行ってみると毛だけが散乱していました。なんともかわいそうなことをしたなあ・・・
やはり鶏を飼うのであればそれなりに設備と環境を整えてやらないと罪ですね。

返す返すも罪深きは人の知恵かな・・・

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