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2006年11月30日

気付けば・・・

11月も今日で終わりでした。もう12月になるのかと思うとやはり今年は寒くなるのが遅めですが、それでも確実に寒くなってきています。

雨続きの日々もようやくひと段落してくれたのか、今日は少し日が射してくれました。

ということで畑仕事など少しやってみたのですが、日中も寒い。日が射しているとはいえ、すぐに雲に隠れたりという具合ですし、何よりも風が冷たくなりました。

で、ふと気がついたのですが、この時期、つまりは寒くなる頃になると仕事といってもあまり体を動かさない作業ばかりになってきます。だから余計に寒いんだ。

じっとしてても暑い時期にはこれでもかっていうくらい重労働が待っているというのに、いざ思いっきり体を動かせば少しは温まるかなというこの時期になるとひたすらジーッとしての作業ばかりというのはうまく出来ているのか出来ていないのか・・・

考えようによっては寒いだけで動く気力が萎えている時期なので重労働がないというのは助かっているのかもしれませんが、手がかじかんでくるのはつらいものです。

小春日和はまだかなあ・・・

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2006年11月28日

早めの行動

今日、バンのタイヤをスタッドレスに履き替えました。ちょうどノーマルタイヤがツルツルになっていたので思い切って買ってしまいました。ということで履き替える手間はかからなかったのですが、その分お金が・・・これも雪国では必要なものですから仕方ないです。

今年は雪が遅いだろうという予想を立てていながらもこの時期から雪に対しての準備は怠ってはいけません。

いくら寒くならないといってももうすぐ12月。まとまった雪は遅くなるだろうとは思いますが、12月に入ったら早めに一度くらいは降ってもおかしくないはず。

先日車用の雪かきも購入済。あとは予備の雪ハネを用意しておけば車に関する準備は万端です。

この雪ハネというのは家回りの雪かきをするときに使うものですが、材質がポリカーボネートのものを選んでいます。それでも使っている最中に割れたりすることがありますので念のために予備は必要なのです。

こういう雪用の道具、雪が降ってから準備を始めると手遅れになります。実際に降ってしまったら手遅れになるということもあるのですが、それ以上に品物自体が売切れてしまうのです。

私も雪国で数年過ごして、この手の失敗を繰り返してきました。ですから今年は早め早めの行動です。「備えあれば憂いなし」とはよく言いますが、まさにその心です。

あとは百姓関係の冬支度です。もう少し降ってくれるなよ。

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2006年11月26日

悪循環

相変わらず曇天の続くこのごろです。

私の健康バロメーターは「腹具合」。

太陽エネルギーの減少
      ↓
やる気の喪失
      ↓
食欲の低下
      ↓
食生活の乱れ
      ↓
生活リズムそのものの混乱
      ↓
腹具合の悪化

とまあ、こんな感じで日記もサボってしまっているわけです。

こう書くと全てお天道様のせいにしているようですが、単に自分がだれている、不摂生をしているというだけのことなのです。

「腹具合」といいますのは食事前のお腹のすき具合と日々のウンコに現れます。これらが調子いいときには生活全般が活気付いておりまして、仕事、睡眠、頭の回転などもすっきりとしています。

私は元来お腹の強い人間ではありませんので、ちょっとした不具合はすぐにここに現れるというわけです。一見不便な気もしていましたが、逆に考えると自分の不摂生、つまりは道を誤っている場合には逸早く気付くことが出来るという利点もあるわけです。

今はそうなったときにどういう対処をすればよいのかということを研究中です。当然薬などには頼りません。自分の生活の乱れが招いている事態ですからそれを正常に戻さなければ根本解決にはならないからです。

最近の対症療法的発想はどうも原因と結果という事象の捉え方を勘違いしているようで、それに対する反発も手伝っている気がしています。

年中無休で絶好調、というわけにはとてもいきませんが、調子の悪いときに如何にして上手にその期間を乗り切るかというのは大切、且つ必要な感覚だと思います。

自分の体の声に耳を傾けられるか、そしてその声が自然な状態で発せられているか、無責任な情報番組に翻弄されないための必須用件ですね。

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2006年11月22日

灰色の世界

以前にも同じタイトルで書いたことがあった気がします。確か冬のことでした。

ここでは冬にお天道様を拝む機会が格段に少ないのですが、最近もそんな感じです。今日も天気予報では晴れと言っていたのですが、結局一日曇り空。

晴れの予報を聞くとかなり期待するのですが、この状態が続きだすと心のどこかでその期待を制止する私が頭をもたげてきます。

何が悲しいって、この灰色の世界はこの近辺だけということ。少し南に下ればお天道様が顔を覗かせていることは多々。

これが山間部の定めとは言え、太陽電池で動く私はどうしても心身ともに重たくなります。

でも最近では少し順応してきたのか、その重たい心身を無理やりに動かすことができるようになってきました。当たり前といえば当たり前なのですが、動き始めると結構体は軽くなってきます。心はまだまだですが・・・

明日はまた雨の予報です。こういうときの雨予報はかなりの確立で当たります。今の空模様から見ても間違いないでしょう。

今年はまだ寒さがひどくないので例年よりはましなのでしょうが、やはりお天道様の恵が欲しい・・・

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2006年11月21日

暖冬って

今日から旧暦では10月に入りました。ようやく冬突入です。

最近天気予報ではやたらと「暖冬」という予想を耳にします。私は単に季節の廻りが遅れている年に当たっているだけなので今からそれなりの冬がやってくるとは思っているのですが、そもそもこの「暖冬」ってどういう状態を指しているのか私はいまひとつよく分かっていません。

雪が少ない冬?
気温が高い冬?
寒い日が少ない冬?

なんとなくですが、一般的には「暖冬」というと「気温が高い冬」をイメージして話をしているような気がしています。まあ、気温が高ければそれなりに雪の量も減るでしょうから雪の項目も付随してくるのかもしれませんが。

私の勝手な長期予報では冬が短くなるという意味での「暖冬」は可能性があるかもしれないと思っていますが、その他の項目に関しては全く期待していません。

何故って、冬は寒いものだからです。

自然のことですから毎年必ず同じ状態になるということは当然ありませんが、冬が寒くないわけありませんし、ここいらではいくら少ないといってもそれなりには雪が積もります。

だから寒くなるもの、雪が積もるもの、と覚悟して冬を迎えることにしています。

今がちょうど秋から冬の変わり目でして、サザンカ梅雨もこの時期に来ているので別におかしくありません。巷ではサザンカ梅雨の時期が例年よりも遅いとかで「異常気象」的な捉え方もあるようですが。

この雨が過ぎる頃には今度は小春日和がやってくるのを期待しています。暦から考えると当然そういう流れになってくるのでしょうが、ここでまたぽかぽか陽気が続くと「暖冬」だとか「異常気象」だとかいって騒ぐのでしょうかね。

今年は秋に閏月が入り、一月長かったわけですから冬が遅れて感じるのは当然でしょう。秋にあれだけの秋晴れと高温を満喫したら少しは考えそうなものですが、どうも気象庁は旧暦というものを頑なに否定しているようです。その割には24節気などは説明しているんですからなんか矛盾しています。

季節は人間が決めているのではなく、自然が決めているものです。そして暦はそれに従って人間が便宜上作ったものですが、どうも新暦というものはこの「自然に従って」という部分が欠落している気がします。

数十年単位という長期的視点に立つと確かに異常気象というべき現象も否めませんが、最近巷で騒いでいる「異常気象」というものはどうも新暦の弊害と現代人の自然からの乖離に端を発している気がしてなりません。

更に言えば、仮に「異常気象」があったとしても、それは我々人間の驕りが招いた結果なのですから甘んじて受け入れるしかないんですけどね。

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2006年11月20日

恵比寿祭り

今日も一日雨。どうも季節の変わり目など移ろいやすい天気が続く時期には天気予報が当たらなくなるようです。

今日は恵比寿堂の秋の祭典がありました。雨が降る中での準備と祭典は私がここに来てから初めてのことでした。宮司さんのお話の中でも部落の人たちの話でも雨の記憶はほとんどなかったようです。

毎年秋に行われるこの恵比寿祭り、全国の恵比寿神社で一斉に催されるようです。が、近年では土日にあわせるところが多く20日に祭りをしているところは少ないのかもしれません。

これも祭りが単なる金儲けの道具に成り下がっていることの現われなのでしょう。明言は避けておられましたが、宮司さんもそのことを嘆いているようなお話でした。

今日は平日、しかも雨が降る中での催行でしたが参加されている年輩の方達は愚痴一つもなく、進んで参加している様子で改めて感心しました。若い世代がやっているイベントなどとは大違いです。

何事もこうした「心」がなければやる価値がありませんね。

19:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月19日

サザンカ梅雨

に入ったのでしょうか、シトシト雨が続きます。今週もあまりいい天気にはなりそうにありません。

少し前までは雨が降ると気温が高め、という状態でしたが、雨が降っても気温が下がり続けるという感じに変わってきています。冬が近付いているんですね。

幸いまだ雪にはなっていませんのでこの雨続きが終わればいよいよ今年もラストスパートになるんでしょう。今年の雪は遅めとは予想しているのですが、いつから降り始めるかは自然の決めること。私としましては少しでも遅くなってくれることを祈るばかり。

気がつくと今月もあと2週間でした。来月前半くらいで餅つきをしようと家族と話をしていましたが、その準備もそろそろ進めておかないと。

あ、餅つきに参加したい人がいましたらご連絡ください。まだはっきりと日にちは決めていませんが、土日のどこかでしょうね。

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2006年11月16日

干す

だいぶ寒くなってきました。山の色もだいぶ綺麗になってきました。紅葉が全盛期を迎えるのももう少しといった感じです。

ここ最近は結構雨が多く、晴れ間が長続きしません。これもこのあたりでは当然の冬らしい天候なのでしょうが、まだまだ晴れ間に片付けておきたい仕事は山積しています。
まあ、雨が降るといってもまとまった雨ではなくしとしと雨なので雨が上がりさえすれば割合早めに外仕事もできるのが救いです。

今日は大根を干しました。これはたくあん漬け用。↓

今年は少し多めに漬けようと思い、100本余りを干してみました。小さいものが結構あったので思ったほどかさばりませんでした。

気になるのはお天気。まだしばらくはすっきりとした晴れ間はなさそうですが、このたくあん漬けは大根を干す作業が成否を決するようなところもありまして、短期間でうまく干しあがってくれるかどうかが気がかりです。
少しでも乾きやすいようにと思い、我が家では一番日当たりのよい場所に干し、芯も止めて干しました。芯を止めると早く乾くと聞いたもので。

大根を割って干すとより早く乾くのですが、やはりたくあんは一本まるままがいいという私の勝手な思い入れでこの手段は使いません。

さあ、大根たちよ、うまく干しあがってくれよ。

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2006年11月15日

捨てる

今日は朝から降ったり止んだりのおかしな天気。いい天気になるのですが、そう思って外仕事をしようと思うとまた降ってくるというなんともやりにくい天気です。

今日は一日こんな天気になるだろうという予測のもと、百姓仕事は諦めて第一回大掃除をすることに。

このあたりは年末になるとたいてい雪に埋もれているので掃除もしづらいのです。だから今年は早目から少しずつ片付けていこうという魂胆です。どこまで実行できるかは不明ですが・・・

今日は主に今までたまったゴミを捨ててしまおうという程度に考えていたのですが、いざ始めてみるとあれも気になる、これも気になる、出来がつくとかなり大々的に片付けてしまいたい気分になってしまいました。

普段は片付けなどこれっぽっちもしないくせに一度火がつくとあれこれ目移りしてしまうのは血筋でしょうか。こういうところ父親そっくりです。

結局午前中ぎりぎりまで奮闘して気がつくとゴミ袋が足りなくなってしまいました。ということで今日はここまでで一旦終了。午後からはそのゴミを持って「きれいセンター」(ゴミ処分場)へ。

今日で全てのゴミを捨て切れたわけではありませんが、とりあえず少しは片付きました。こういうときには毎度思うのですが、要らないものって多すぎるよなあ。
一番困るのは日常使うわけではないが、捨てきれないもの、です。こういうものはどこかに片付けておかないといけないわけですが、それが増えすぎると置き場もなくなるという始末です。

貧乏、貧乏といっていてもこれだけ無駄なものをもっているということはある意味贅沢な貧乏ではあります。

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2006年11月13日

火鉢


今朝はかなり冷え込みました。今シーズン最寒ではないでしょうか。今朝起きたときにはさすがに毛布を出すことを決心しました。

が、明日が雨になるせいでしょうか、今はそれほどでもなくまだ毛布なしでもいけるかな。

さて、暖房器具についてですが、今年の私の部屋にはストーブと火鉢が用意されています。火鉢は去年親戚のうちからもらってきたものです。

何ゆえの火鉢かって、そりゃあ当然灯油代節約のためです。去年から高騰した灯油価格は一向に下がる気配もなく、いまだ一缶1300円以上はしています(安いところで)。当然田舎では1400円超は当たり前。高いところでは(農協ですが)1600円を超えていたとか。

寒くなってきたものの、ストーブを使うことは我慢して今のところ火鉢メインで頑張っておりますが、この火鉢、暖房器具としてはいまひとつです。

確かに炭火ですので手をかざすと柔らかな暖かさで芯からじわーっと融けていく感じ。ですが、部屋を暖めるという力はなさそうです。やはり部屋を暖めるにはもっとガンガンに火を燃やす必要があるようですが、これは火鉢では無理。薪ストーブや囲炉裏の領域ですね。

一酸化炭素中毒を心配してくれる人が多いのですが、私の部屋を知っている人はそんな心配はしないと思います。通気性抜群です!

炭もただじゃありません。安いものもありますが、これは火持ちが悪い。火持ちのいい炭は高い。果たして灯油を使うこととどちらが安くつくのか。

炭団も買ってみましたが、これは火持ちは抜群ですが、炭と比べると暖かくない。つなぎ的に使うんだったら豆炭のほうがよさそうです。安いし。

ま、結局は部屋を暖めたくなったらストーブを使うんですけどね。

暖房のための石油資源使用量を激減させるためにもいかにして灯油を使わないようにしようかとも考えたものですが、結局今の住処ではこのくらいが限界です。

やはり自分の居を構えない限りは好きなように改築は出来ませんからね。目指せ囲炉裏と薪ストーブのある家!

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2006年11月10日

再就職

冬場、スキー場でバイトしている友人から電話がありました。この冬からまた来て欲しいとのこと。

ここ2年ほどは冬場の決まったバイトもなく、のんびり(?)冬ごもりをしていたわけですが、そうもいかなくなりそうです。

私がスキー場を辞めて以降、職場環境や面子も少しずつ変わってきているようで、以前からいる人たちも少しずつ減ってきています。加えてここでも高齢化の波は押し寄せているようで電話をしてきた友人などにとってはだいぶ居心地も悪くなっているようでした。

で、以前から「戻って来い」との打診はあったのですが、私も辞めた経緯などもあり本当は戻る気はなかったのです。でもあまりに何度も声をかけてもらっているとさすがに無下にも出来ませんし、以前スキー場でお世話になっていた人たちも大変な思いをしているなどという話を聞かされると「少しくらいなら・・・」という気持ちにもなったという次第です。

さくらのことを考えますと日中放ったらかしになるわけですし、かわいそうな気もしますが、そのへんは勤務日時などを調整してもらえるよう交渉するつもりです。それが聞き入れてもらえないようでしたら当然行きませんしね。

冬場に多少でも現金収入があるということは非常に助かりますし、そのために多少の無理はしてもいいとは思いますが、さくらに負担をかけることは出来ませんので。

見上げたほどの犬バカだと思われるでしょうが、私、さくらを飼い始める時にこれだけは心に決めたことですので。

そもそも犬が人に飼われるというのは100%こちらの都合です。まだ乳離れも仕切っていないうちから母親と離され、単身私のうちに来たわけですから、最低限その寂しさだけは味あわせないようにしてやらなければいけませんし、日常の世話、つまりは餌や散歩などを私の都合だけで蔑ろにすることは無責任極まりないことだと思っているのです。

お金が無ければさくらの餌も買えませんが、その程度のお金であれば無理してスキー場に行かなくても何とかなる話ですし、自分に使うお金を少し削ればすむことです。

ということで正式にスキー場と契約を交わす前にこちらの条件だけはまとめておきましょうか。どういう形で勤務するのが私とさくらにとって最もよいのか。

こういうときに一度勤めたことのある職場というのは内情や勤務体系が分かりやすいので助かりますね。

これで冬の優雅な(貧しいですが・・・)生活は出来ませんが、現金収入のためには多少のことはしょうがないと思いましょう。

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2006年11月09日

小豆

今日もせっせと小豆の取り入れ。明日から雨が降るというので、何とか今日中に終わらせようとi-pod(パンク)の力をかりて頑張りました。こういう単調な作業のときは助かります。

で、何とか無事に終了、といいたいところなのですが、少し残ってしまいました。明日から雨が降るということで残りの少しはだめになるかもしれないなあ・・・

晴れているとき=土が乾いている間にやっておきたいことはいろいろあったのですが、とりあえず小豆が最優先でした。先月末にバタバタしていたこともあり、取り入れ時期を逃していたのです。

既に熟れきっている小豆は早いものははじけてしまっているものも。もっとひどいのは倒れて地面についたところから既に芽を出している豆が・・・

こんな状態ですから次の雨までには何とかしたかったんですね。とりあえず9割方は取り込んだので量としては充分あります。

小豆の作業はこれで終わりではなく、今後よく渇いたころを見計らって莢から豆をたたき出し、莢などのクズと豆を選別(またまた唐箕の出番です)。その後虫食いやしわ豆などを選別。これは手作業です。かなり目が疲れる・・・

何とか今月中にはここまで終わらせて、来月の餅つきには間に合わせないと。小豆が欲しいという消費者の方もいますしね。

さて、明日から雨が少し続きそうです。外仕事はお預けになりそうなのでこの間にもち米の精米を片付けたいなあ。

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2006年11月08日

急げ、急げ

今朝は思っていたほどの冷え込みではなく、氷が張ることもありませんでした。気温は1℃くらいまでは下がっており、霜も降りてはいましたが、天気がよかったせいでしょうか、昨日の朝のほうが寒く感じました。

ただいま、小豆の収穫中。それと平行してもち米の精米もしているのですが、ここにきて天気が続かなくなってきました。小豆の収穫だけではなく、まだ田んぼには回収していない藁が大量に残っております。加えて実はサツマイモも半分は掘り残しが・・・

田んぼ脇の竹きりや、田んぼへの鶏糞撒布、畔の修繕、玉葱の植え付けなどの畑仕事etc...とまだまだ天気のいいときにしておかなければならないことが山積しています。

やけに忙しい秋ですが、天気の崩れがあるというのも少しずつ冬に向かっている証。貴重な晴れ間のあるうちに急いで片付けていきたいことばかりですが、1馬力の仕事量などたかが知れていますので地道に作業を続けるしかありませんね。

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2006年11月07日

黒田の残留に思うこと

このタイトルを見てもカープファン以外の方は何のことかわからないと思います。

昨日、カープの黒田投手がFA権を行使せず球団に残ることを決めたという出来事です。私も一広島県人、一カープファンとしてこの知らせを嬉しく聞いたわけです。

ローカル番組では結構大々的に取り上げ、黒田本人も出演して心境などを語っていましたが、その話を聞いていて思ったことです。

ファンと選手の関係って、「食」における生産者と消費者の関係とよく似ています。

黒田はしきりに「ファンと一緒にカープを盛り上げて生きたい」といった発言をしていましたが、その裏にはしっかり球状に足を運んで自分達を支えて欲しい、カープの試合を盛り上げて欲しい、という思いがかなり見て取れました。

FA騒動が持ち上がるたびに、特にカープファンの間では他球団に移籍した選手は「裏切り者」的な誹りを受け、残った選手が誉めそやされますが、それだけ騒ぐ割には観客動員数は12球団中最低。

つまりは好きなことだけ言って自分達は何もしない、という構図が出来上がっているわけです。

幸い私は現在消費者に恵まれておりますので、こうした関係性はありませんが、一般的に「食」を鑑みたときには消費者からの一方通行的な要求に振り回されてきた生産者の歴史(というには短いものですが)を否定は出来ません。

「より安く、より良い物を」という経済理論に踊らされ、それを農産物にまで要求してきたのが始まりですが、その要求にこたえるために農民達はン千万もする機械を買い、高い薬や肥料も買い、大量に安く農産物を供給してきたわけです。

で、今度は健康ブームに乗って「安心・安全」とこれまでのことは棚に上げて非難しているわけです。

これは単なる一例ですが、仔細に渡るとこんな話はいくらでも出てきます。

断っておきますが、消費者だけに責任があるわけではなく、農民も何も考えず、国や農協の言いなりになって金儲けしてやろうという思いから出発しているわけですから、私から見るとお互い様なのですが、これを言い出すと今回の論点からはずれますので話を元に戻します。

さて、この間消費者は何をしてきたのか。自分達の命を紡ぐ「食」を守るために何をしてきたのでしょう。スーパーを歓迎する裏では八百屋が姿を消し、安いもの、見目の良いものを争って手に入れようとし、果ては旬にないものを重宝して高値で手に入れブルジョア気取り。

消費者が生産者に要求をすること自体は悪いことではありませんが、要求をする以上はそれ相応の責務を果たさなければなりません。
簡単に言うと「安いもの」が欲しければそれなりのものしか手に入らないということであり、「いいもの」が欲しければそれだけの対価を払わなければならないということです。

工業製品であれば「より安く、より良く」ということもある程度までは可能でしょうが、自然のものに対してはその理屈は通用しません。だから現在の農産物が工業製品化しているわけですし、「安い」に重点を置いて要求をした時点でその要求を呑んで作られたものは甘んじて受け取らなければならなくなっているのです。

カープファンは球場に足を運ばない理由を「カープが弱いからだ」と言います。選手達が勝たないから応援もしない、と。

しかし、逆に言えば「応援すらしないから頑張らない、結果勝てない」ということにはなっていないでしょうか。

要求だけしているのは簡単なことです。しかし、応援のない要求は代償を伴います。カープの場合は成績不振、「食」の場合は健康被害や環境破壊といったところでしょうか。個人的な見解をいえば、教育問題や社会問題にまでも繋がっているといえるのですが。

少し脱線します。

野球は本来的に個人の能力が必要ですが、食物を手に入れること、つまりは作ったり採ったりという行為は本来生き物であれば自分で出来る、更に言えばしなければならないことです。

それを放棄した時点で何らかの拘束を受けるというのが当たり前の姿ではあります。例えば、犬は人間に餌をもらうことによりペットとなり、鎖に繋がれ、芸までさせられるわけです。ひどい場合は虐待も受けます。

ただただ食べ物を支配されるという一事のためにです。

話を元に戻します。

安全な食材を手に入れるためには消費者として何をすべきなのか、農薬の害を憂う前に、環境破壊を憂う前に、その根底にある「農」の現場をどれだけ知っているのか、そしてそこから離れた一消費者として何をなすべきかはごく身近に転がっているはずです。

私は今現在、応援ばかりをしてくれる消費者に囲まれ、逆に私のほうが何もそれに応え切れていないという申し訳なくも恵まれた状況にあります。いつ愛想をつかされるのかとという脅迫感と闘いながらの百姓生活ではありますが、その理解と応援があるからこそ薬や肥料の誘惑にも打ち勝つことが出来ていると思っています。

私と消費者の関係性が理想形だとは思っていません。細かく言えばいくらでも問題点は出てくると思います。
しかし、それは枝葉の部分であり、根幹がしっかりしていればいくらでも改善していけることと思っています。

今回は消費者側ばかりを責め立てるような書き方になってしまいましたが、前述の通り生産者側の問題もかなり深刻なものがあると思っています。それはまたの機会にさせてください。

たかだか野球の話題一つでここまで引っ張る偏屈者の話にお付き合いいただきありがとうございました。

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急変

雨音と共に目が覚めました。雨音といいましても台風並の風がうちつけるひどい降り方で、しかも・・・寒い!

時刻は6時。まだ真っ暗です。今日は野菜の配達だったのですが、車に荷物を積んでいなかったので、暗闇の中雨風に打たれながら何とかかんとか荷積みを。

今日は日中の広島も天気はいいものの暑いという程ではなく、結局上着を脱ぐことはありませんでした。

こちらに帰ってくると気温は10℃を超えておらず、夕方日暮れと共に耳に来る寒さです。今年はなかなか寒くならないと思っておりましたら突然の冬到来です。

明朝は氷点下の気温予想。まだ一回しか霜が降りていないのにもう氷でしょうか。さすがにここまで寒くなってくるとストーブをつけることも許される気がするのですが、今までの経過が経過だけに二の足を踏んでいます。それ以上に吝嗇根性が邪魔をしているという話もあるのですが・・・

とりあえず今日からラクダとズボン下は解禁ですな。

うーん・・・寒すぎる・・・

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2006年11月05日

法事

今日は祖父の一周忌の法事でした。ということで夕べから実家に泊まっておりまして、先ほど帰ってきました。

祖父が亡くなったのは昨年の11月25日。命日には少し早かったのですが、お寺さんに来ていただき、法要を営むことに。

あれからもう1年もたったのか、と思うと早い気がします。去年は夏ごろから毎週配達の時には母と一緒に病院へお見舞いに行っていました。ですからちょうど1年前ごろといえばまだ祖父も存命で、私も病院へ通っていた頃だったんですねえ。

幸いその後は親族に不幸はなく、今日の法事も49日のときの顔ぶれと変わらず揃っておりました。法事の後の食事中に話が出たのですが、同じ顔で集まっているからあまり考えないけど、みんな着実に歳はとってきているんだなあということです。

親族内、もっとひどいところでは家庭内でさえ諍いやいがみあいを耳にするご時勢にみなが快く集える家に生まれたことは幸せなことです。

死者を通じてお説教や年輩の親族などの話に触れる機会をもてるというこうした風習も貴重なものになってきている時代なのかもしれません。

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2006年11月03日

猿再び

最近は毎夜のように熊が出没している様子。毎朝さくらの散歩のときに柿の木を見ると順番に爪の跡が残されていっています。日暮れ直後くらいの時間でも目撃情報が出ているので怖い話です。

さて、本題の猿ですが、先週の目撃以来しばらく姿を見ておりませんでした。先週初めて姿を見てからすぐに電動エアガンを購入(高かった・・・)。しかしその後姿を見なかったのでよかったような、出費が惜しいような複雑な心境でした。

今日の昼食時、本堂のほうでガタガタと物音がしました。檀家の人でも来ているのかと放っておきましたところ、外に目を向けた私の視界に突然猿が。

図々しくも本堂と庫裡の間にある渡り廊下の屋根の上に座ってこっちを見ているではありませんか。その距離10mもありません。なるほど、それでさくらが先ほどから外を凝視していたわけです。

早速電動エアガンの出番です。いつでも出動できるように準備しておりましたのですぐさま縁側から発砲。焦ってしまったので残念ながら猿に当たることはありませんでしたが、充分威嚇にはなったでしょうか。

裏山に逃げた猿に多少の追い込みをかけ、おかげでそれ以後は現れなかったようです。

これほど生活圏に立ち入られますと何を悪戯されるか、油断が出来ません。まだまだ繰り返しこういうことが起こるのでしょうが、何とか近寄らないようになってくれることを祈るばかりです。

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2006年11月02日

おでんくん

朝晩の冷え込みがだいぶきつくなってきました。ちょうど大根もよく育っているということで、今日は今シーズン初のおでんにしました。

本当は里芋も入れたかったのですが、残念ながらまだ掘っていないので今日は諦めました。誤算だったのはジャガイモを入れ忘れたことです。

午前中からしっかり煮込んだだけあって、夜食べるときにはいい具合に味がしみこんでいました。まだストーブを出していないので、ストーブの上でコトコトというわけにはいかず結構ガスを浪費してしまいましたが、今シーズン初のおでんを美味しくいただくためには致し方ない出費と捉えましょう。おかげで美味しくなったわけですし。

最近巷ではアニメ「おでんくん」のキャラクターが人気のようで、いろんなところでグッズを見かけます。初めてアニメを見たときにはこんな人気が出るようなものでもないと思っていたのですが、今の御時世何が流行るか分からないものです。

個人的には「おでんくん」結構面白いと思っているんですけどね。

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2006年11月01日

民営化って・・・

今日郵便局に勤めている友人から聞いた話です。

私は野菜の郵送に郵パックを使っているのですが、その郵パックの便数が今日から減ったそうです。今までは12時ごろに局を出ていた便(午前の便)がなくなり、午後2時過ぎの便1本になったそうです。

これに伴い先方への到着時間もずれるかもしれないという懸念が出てきました。

朝7時半ごろに到着しているトラックが昼まで待機しているのが無駄だというのが理由だそうです。

しかしよく話を聞いてみると朝に動くトラック自体が廃止になったわけではなく、今までどおりに来ているらしい。つまりは8時ごろに空荷で出発するということ。

郵便局の集荷受付時間は9時からなのでいくら私が早くから荷造りをして持っていっても扱ってもらえません。

次のステーション局まで持っていけば、その局は8時20分から集荷受付をしてくれるそうなので、朝早くの便で送ってもらえるそうですが、そこまで20km近く自分で運べというのもおかしな話。それだったら宅配便の意味がないじゃないか。

8時にトラックが出るからといってその前に集荷をしようという気は局員にはさらさらないようで、そうであれば先月までのやり方とどちらが無駄なのか、また利用者のためになっているのか、全く理解に苦しみます。

しかも時間が変わったことによって、私が今まで送っていた先まではどの枠の時間指定で届けてくれるのかも判然としない様子。何のために時間指定サービスをしているのかこれまた意味不明。

思えば民営化の話が持ち上がってから時間指定の枠を一つ遅らせられたような気が・・・
そもそも昼にこちらを出発した荷物が、東京に届くのに何で翌日の夕方になっているのか自体も理解できません。

利用者の利益を考えての民営化という大義名分でしたが、少なくとも田舎では真逆の方向へ向かっているようです。

郵便事業も、農林水産業も、国家の基盤を支えるもの。経済理論の渦に巻き込んではいけないと思うのは私だけでしょうかねえ。

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