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2007年02月14日

もったいない

北風が強くなってきました。予報どおり多少の寒気が入ってきているようですが、たいしたことありません。とても雪にはなりそうにありません。まだストーブも要らないくらいですから・・・

私のジャージです。↑
大学1年生のときから使っているものでして、早10数年。膝のあたりは穴が開きまくっていました。

連休中に実家で父から「みっともない」を連呼され、ようやく修復することに。確かに家の周りでフラフラするだけであれば私も気にしない人なのですが、外に出るとき、特に町を歩くときには少々恥ずかしいものがありましたし。

で、この当て布か。といわれそうですが、こんなのしかありませんでした。しかも「機関車トーマス」結構気に入ってます。「アンパンマン」も迷ったのですが、大きさと種類の多さで「トーマス」にしました。

さて、この当て布補修をしようと話していたときのこと。弟は「新しいのを買ったほうが安いよ」と言います。確かに500円も出せば安物ジャージの一本くらいありました。
でも安物はすぐに傷みます。長くは使えません。これは経験上からも一般的な意見からも間違いありません。

そこで今はいているジャージです。いい値段がしました。スポーツメーカーが作っている日本製品です。だからこんなに長く型崩れすることなくはけるのです。穴は開きますが・・・

いいものを直しながら長く使う、というのが一つの理由。もう一つは「使い捨て」に対する抵抗です。

財布の中身だけを考えると、新しく安いジャージを買ったほうが格段に安上がりです。この「トーマス」、大きいものが一つで500円弱、小さいほうでも2つで同じくらいの値段がします。つまりこの補修だけで2000円は使っているわけです。

しかしこれを直さずに新しいものに買い換えれば、このジャージはゴミです。しかも安物を買えば早晩それもゴミになります。

「いいものを直しながら長く使う」というのは無駄なものを作らせない、使わない、という「勿体無い」の原点ではないでしょうか。

「目先の利便性や経済性に踊らされ、大局を見失った国民性に未来はない」(厳密ではありませんが、こんな感じの趣旨)とは『国家の品格』でおなじみ藤原正彦さんの『祖国とは国語』での言。

「買い換えれば済む」的な発想からまずは改めていく必要があるのかもしれません。

ちなみにこのジャージの修繕は私の母がしました。私、裁縫だけはからっきしですので・・・

2007年02月14日 17:46

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Comments

Bunちゃん、
私も偉そうなこと言ってますが、やはり安物には目がいってしまいます。貧乏だから・・・
でもこういうことを意識して我慢できるかどうかが第一歩だと思っています。

うるとらまんさん、
昨日はちょうど実家に行ってまして、コメントを見られていませんでした。「Eタウン」どんな内容だったのか気になりますね。

投稿者 kenzo : 2007年02月18日 15:08

 かわいい感じに仕上がっているじゃありませんか。力強く農を引っ張ってくださいな。本日、RCCテレビの18時からの「Eタウン」に、ちょっとだけまじめに登場予定です。

投稿者 うるとらはるく : 2007年02月17日 11:55

そうだよねー。そうなんだけど、どうしても安物に手がいってしまい、同じようなものを買ってしまいます。
うちの旦那はkenzoさんタイプですね。頑張ってウン万円もするブーツを買って、10年間はきつづけてます。しかもほとんど毎日。夏でも履いてる(笑

いいものを大切にするって、実はシンプルながらとっても大切なことなんだろうなと、この子の為にもそうしなくてはと、お腹をさすりながら思いました。

投稿者 Bun : 2007年02月17日 11:50

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