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冷たい雨
今日は朝から冷たい雨がシトシト。日中でも気温は20℃を超えることがなく、この秋初めて「寒い」と感じた一日でした。
雨は午前中でほぼやんだのですが、田畑は濡れております。くわえて膝の調子も思わしくないので、今日は一日ダラダラさせてもらいました。
8月来テレビのない生活を続けておりまして、ラジオばかりを聴いておりますとラジオもなかなか面白いものです。テレビのように映像がないので言葉と想像力のみの世界。当然言葉にも敏感になるわけです。そこで気付いたこと。
「キャッシング」という言葉がラジオ内のコマーシャルに出てきます。よくよく思い出してみるとテレビでも当然のように使われておりまして、むしろテレビのほうがこの手のコマーシャルは多かったような気がします。
でも・・・「キャッシング」って要するに「借金」じゃん!
近年何の疑問ももたれることなく乱用されているこの言葉。「キャッシング」というところを全部「借金」に置き換えて使われていたらこれだけ借金する人も増えていなかったかもしれませんね。
言葉の響きって面白いものです。特に日本人は舶来品に弱いようでして、「借金」という悪いイメージの行動でさえ「キャッシング」といってしまうとなんだかオシャレー。
よくよく見渡してみるとこんな例は数え切れないほどありますね。
決定!
稲刈りの日程を決めました。来週10月3日(水)から始める予定です。参加者の人数にもよりますが、8日くらいまでには片付けたいと思っております。
ということで参加者を募集しております。既に参加を希望されている方には連絡をしておりますが、飛び入りでも大歓迎です。
但し、飛び入りのかたは服装(長袖長ズボン+帽子)だけは用意してきてください。長靴に関してはうちにある限りのものは貸しますが、数に限りがあります。泊まりも可能です。
写真奥の方は草だらけ・・・現在稲を刈りやすいように草を取っているところです。稲刈り開始までに片付くのかどうか怪しいところですが、頑張ります!
赤玉
今日のお昼に食べたソバ。その出汁をとった鰹節、どうやら傷んでいたようです。久々にひどくお腹を下しました。
昔は慢性的にお腹が弱く、胃腸薬や腹下しの薬には特にお世話になっておりましたが、最近では全く飲むこともなくなっておりました。もう3年くらいになるでしょうか。
風邪薬もよほどのときしか飲まなくなっておりますし、そんなこんなでうちには常備されている薬というものが年々乏しくなっておりました。
今日も始めは「昼寝のときに腹が冷えたかな」程度に思っておりましたが、あまりの頻度と痛さに原因を考え始めました。どうも上記の鰹しか思い当たりませんし、汁物で腸にくるというのも納得できます。
時は既に夕方、この状態でさくらの散歩に行けばとんでもないことに・・・薬箱を開いてみたのですが、そこにあったのは①ルル(風邪薬)②胃薬(なんかよく分からないやつ)③絆創膏④液体ムヒ・・・・以上・・・
こりゃあダメだ、ということでちょうどうちに大根の間引き菜を取りに来ることになっていたヒゲ兄さんに「赤玉」の腹薬を持ってきてもらいました。
時既に要らぬ物を出し切ったようで少し腹も落ち着きかけていたのですが、念のために赤玉を服用。効いたのか効いてないのかよく分かりませんが、とりあえず現在は落ち着いております。完治させるために夕食は抜きです(私だけ・・・さくらは食べました)。
でも腹下していたときから食欲だけはあるんだよねえ・・・秋だもんねえ・・・
「医者要らず、薬要らずになるには日々の食生活」とはいうものの傷んでるもの食ったらそりゃあダメだな。まあ、今回も早急に押さえ込もうと思わなければ薬を飲まなくてもよかったんだけど・・・「下痢だから」ってさくらには分からんもんなあ。
中秋の
今日は「中秋の名月」らしい。旧暦8月15日の月であります。私、今まで旧暦は月の満ち欠けに完全に対応しているものだと思っておりましたが、どうも少しずれはあるようでして、完全な満月は明後日27日(旧17日)だとか。
今日は頑張って月を撮ってみました。
私のデジカメではこれが限界です。いや、正確に言うと私の腕ではこれが限界・・・
ぱっと見たところ満月に見えますが、微妙に足りていないそうです。
今日はちょうど配達で広島に出た折に墓参りも済ませてきました。お彼岸ということで行ってきましたが、さすがに平日ですので墓所には誰もいませんでした。
実家で「おはぎ」をもらってかえりましたので、今夜はおはぎを食べました。久々のあんこおはぎです。もち米も小豆も去年うちでとれたものです。4つ食べるとさすがに多すぎました。初めは全部食べる気満々だったのですが、やはりあんこは腹が膨れますね。残りの一つは明日食べましょうか。さくらに盗み食いをされなければ・・・
34回目の
誕生日であります。ついに34歳になりました。だからといって今日から急に何かが変わるわけでもないのですが。
この歳になると「誕生日」と言われてもあまりピンと来なくなってきます。誰かに祝ってもらえるとそれはそれで嬉しいのでしょうが、何もなくとも特に寂しいとかいう気持ちになるわけでもなく、ごくごく平凡な一日です。
でも誕生日を契機に自分を振り返るというのもいいかなと思ったりします。毎年毎年着実に歳は重ねているわけですし、それだけの日々をあれこれ考えながら、また経験を重ねながら生きているわけですし、当然それに見合った成長を続けているのかどうか、自分自身を見直すいい機会にもなるかな、と。
実習
19日から今日まで2泊3日で大学の実習をうちでやっておりました。今日の午後で終わり一息ついたところです。
実習の主題は「食と環境」「集団生活での規律」ということで、学生達は毎食自分達で食事を考えて作り、みんなで食べます。当然玄米菜食が基本です。
活動のメインは寒曳山登山。2日目に登りました。登山とは言いましても、うちの裏から登るコースで、全く整備などされていない山道です。山の荒廃もあいまって倒木あり、草や笹の群生ありという一般的な「登山」から見るとまさに道なき道を登る体のものです。
他には寺の掃除や草むしりなど、そして毎晩「講話」とそれを受けてのレポート。盛りだくさんの3日間でした。
とりあえず山頂でむすびを食べているところの写真だけ撮りました。もっとたくさん写真があればよかったのですが、大学側で撮っている記録写真に甘えて私は全くシャッターを切ることをしてませんでした・・・
学生は1年生。二十歳前くらいの子達です。いきなり田舎の寺に連れてこられ、今までやったことないようなこと、考えたこともなかったようなことの連続だったと思います。
ことあるごとに私から檄を飛ばされ、説教もされ、大変な3日間だったと思いますが、みんなよく頑張ったと思います。現代の日常では気に留めることもなく通り過ぎていくようなことや全く意識の外に置かれていたようなことばかりを突きつけられ、戸惑いのほうが大きかったとは思いますが、彼らなりに考え始めるきっかけになってくくれば言うことありませんね。
とにかく事故なく実習が済んだのが一番です。今年は特に登山もあったのでそのことばかりが気がかりで実動量以上に気疲れのほうが大きかったというのが正直なところです。
「事故がない」というのは奇跡的なことです。何かといえばすぐに「安全管理が・・・」とか言うのが現代人のくせのようですが、人の力で防げないから事故が起こるわけでして、「無事故」を人為の産物と考えるのは驕りと無智のなせる業です。
私も毎年実習を受け入れるたびに多くのことを考えさせられ、学ばせてもらっております。今回の実習でもまだまだたくさんのことを学ばせてもらいましたが、さすがに今日は疲れましたのでこのへんで終わりにします。ゆっくり休みながら頭を整理させてもらうことにしましょうか・・・
夏再来
暑い・・・だけでなくジメジメする・・・
ついこの間まで「朝晩寒くなってきた」とか言ってたのにまた真夏に逆戻りです。朝も20度を下回ることはなく、日中は30℃を超す気温。加えて湿気は抜群。
今年だけの異常気象なのか、それとも今後はこんな気候帯になっていくのか。
私も参っておりますが、それ以上にさくらはへばっております。早々と冬毛を生やし始めたのが裏目に出たようでして、涼しいところを見つけてはゴロン。ヘーヘー言っております。
更には秋野菜もへばっております。昨日、一昨日の雨で少しは持ち直してはおりますが、圧倒的に秋野菜向きの気温、湿度ではありませんので生長することを拒否しているようです。金時人参に至ってはこんな時期にとう立ちしている始末・・・
明日から大学の実習です。去年のように寒さに困ることはありませんが、逆に暑さにやられそうな予感が・・・さて、今年はどんな実習になるのでしょう。
待望の
今日は大塚地域の連合運動会。小学校の運動会と地域住民の合同運動会です。小学校の生徒は現在18人。子供達だけでは運動会にならないということもあり、地域住民と一緒に運動会をします。私はまだ子供はいませんが、こういう次第ですので地域住民として参加しております。
今日も雨が降るという予報だったのですが、なんとか運動会が終わるまでは天気が持ってくれ、無事運動会も完遂することができました。そして閉会式が終わって後片付けをしようとしていたちょうどそのとき、今まで降るのを我慢していたかのようなドシャ降りに。
後片付けは大変になりましたが、今までカラカラだった畑にとっては文字通り恵みの雨です。昨日、一昨日と「降る、降る」といいながら結局降らなかったのでようやく降ってくれたかとずぶ濡れになっても全く嫌な感じになりません。都合のいいものですが・・・
欲を言えばまだもう少しは雨が続いてくれてもいいくらいの乾き具合なのですが、そこまでは言いますまい。とりあえず野菜たちが一息つけただけでも御の字です。
雨乞い
雨が降ってくれません。昨日、今日と雨の予報だったのですが、結果は2日ともほぼ晴れ。雨を期待して定植した白菜もクッタリ・・・種まきをした野菜たちも芽を出すか出さぬかで迷っている感じ。
竹を焼くのも前回の大火で恐ろしくなっておりますので、次のまとめ焼きは雨が降ったときにと思っていたのですが、これも延期延期です。
雨が降らないだけでなく昨日からまた暑さ(ジメジメ)が戻ってきました。その前日までは朝の気温が15度くらいまでは充分下がってくれていたのですが、今朝は23度。こんな時期にまたまた戸を開けて寝ておりました。
定植した野菜に水をやるのもだいぶ嫌になってきましたが、またまた明日も雨が降るかどうか怪しい予報に変わっております。
定植後の野菜にこれだけ灌水するということは初めての経験でして、たいてい野菜を植える頃にはうまく雨が降ってくれていたのです。これって私の読みが甘いだけなのか、はたまた単に雨が少ない年なのか、いずれにしても調子が狂ってしまいます。
9月の半ばになってまでこれだけ汗をかくってだけでも調子が狂ってくるんですからねえ・・・たのむ!雨降ってくれ!
さくらの好み
本日2回目の更新です。あまりにも面白かったのでUPしました。
つい今しがた、風呂に入っている間にちゃぶ台の上にあった天婦羅をさくらが食べてました。
今日は米ナスのサイコロ天婦羅、南瓜、ピーマンの天婦羅を作ったのですが、さすがに一人では多かったので少し残っておりました。
さくらの好みとしては南瓜、ナスのようです。ピーマンだけはきれいに残っておりました。でもこれ、揚げ方の差もあるのかも。実はピーマンだけ上手に揚げられなかったんです・・・ナスと南瓜は上出来だったのですが(言い逃れ)。
微妙
イヤー、安倍さん辞めちゃいましたねえ。「サプライズ」というよりも、ここまで来ると「空気読めなさ過ぎ」ですねえ。まあ、政治がどっちを向いていようと百姓には全く関係のないことなので笑い話としてしか使えませんが。
さて、明日から雨が降るという予報だったので、ようやく白菜を定植しました。今朝の天気予報では明日は朝から雨。それも一日降り続きそうという予報だったので、「これは今日植えるしかないでしょ」ということで朝から畑の準備。
しかし日中はまたしても真夏のような暑さで全く雨の気配は感じられません。少し嫌な予感がしてお昼にもう一度天気予報を見てみると、傘のマークが減っているではありませんか。それでも午前中には降る予報だったので思い切って夕方植えました。
なぜこれほどまでに雨を気にするかといいますと、私は定植後に水をやらないからです。苗を畑に移した直後、根が着くまではしっかり水がないと枯れてしまいます。土中の水分があるところまで根が張り切っていないからです。
しかも今はカンカン照り、空気も乾燥しているとくれば、干からびやすい要件は揃っているわけでして、過敏にもなるわけです。
さて、今夕方、またしても天気予報を開いてみると今度は傘マークが午後~夕方からとなっているではありませんか。うーん・・・ビミョー・・・明日の朝の様子では水をまかないとダメかもしれません。こんなことしたくなかったんですけど読み違えたのは私ですから仕方ないですよねえ・・・
こんな時いつも思います。「自然の生き物ってすごいよなあ。自分が出てくる時季というのをほとんど間違えないんだもんなあ。」
今となってはこうした自然界では当たり前の感覚というものを取り戻すことは不可能でしょうが、少しでも近づけるようになりたいものです。そのためには理屈じゃないんですよね。所謂「肌身で感じる」ものですし、言葉で説明できるような陳腐なものでもないんですよね。
まだまだ修行が足りません。
火遊び
寒暖差の激しい日が続きます。朝は寒くて布団が恋しい、日中はうだるように暑い、という感じで何をしているというわけでもないのに体は重ったるくなります。
日曜日、月曜日、そして今日で3日目の火遊びをしました。竹薮を片付けております。春に全面的に竹を切って積んでおいたのですが、火をつけるタイミングを逃しておりまして、結局新たな竹と草で積んでおいた竹はどこへやら・・・
今年生えた竹を切ろうにも下に積んである竹を焼いてからでないとどうにもならないので少しずつ燃やしております。
空気は至って乾燥しておりまして、一旦火がつくと恐ろしいくらい燃えます。しかし逆に竹の立ち木や草が邪魔をして思うように日が燃え広がらないこともあります。まあ、一時に全てが燃えるような規模になると恐ろしすぎて困るのでこれはこれで助かっているのですが。
場所は田んぼの脇、川に面したところで近くに燃え広がるような要因はなく、火が飛んで燃え移るというような家の心配もまずないであろうと判断できる場所ですのでかなりの火になっても大丈夫であろうとは思うのですが、やはり業火になりますと単純に恐ろしいものです。火事だけは起こしたくないですもんねえ。
少し燃やしては少し草を刈っての繰り返しはまだ続きそうです。
20℃
今朝はこの秋一番の冷え込みとなりました。ここ大朝では朝の気温が12℃くらい。
半袖のシャツ一枚では少し肌寒さを感じるくらいでしたが、今日は配達の日。日中は晴れの予報でしかも広島に出るのだから暑くなるのは必至。頑張って半袖で出発しましたが車の窓は当然開けておれません。
予想通り日中は30℃を楽に上回る暑さです。夕方大朝へ帰ってきた時点でも30℃を越えていましたから日中の最高気温を推察するに日較差20℃は充分でしょう。
こうなってくると気をつけないと体調を崩してしまいそうになります。今晩もそこそこ冷え込みそうですので、少しだけアルコールを入れて暖かくして寝ましょうか。
開花
ソバの花が咲きました。先月10日ごろに種まきをしたものが早くも開花です。
私、今年初めてソバを播いてみたのでどういう生育過程をたどるのか全く分かっておらず、こんなに早く花が咲くとは思っていませんでした。
背丈もかなり高く、元気に葉を茂らせています。この状態でいることが多くの実をつけてくれるのにつながるのか否かはよく分かりませんが、元気そうに見えるのは嬉しいものです。収量はそのときになってみれば分かりますよね。
このソバ、種を播いてから全く何も手をかけておりません。生育が早いので他の草もたいして生えてきませんし、肥料的なものも全くやっておりません。痩せ地でもできるということですが、この畑去年は黒豆を植えておりましたし、かなりの草も生えていたようなところですから決して痩せているわけでもなく、徐々には土も肥えてきていると思っております。
さてさて、年末には美味しいソバが食べられるようになるかな・・・
遅ればせながら
ノコギリクワガタです。今頃になってうちに現れました。しかも朝日が昇ってから。それも本堂の正面で。全てが意外な状況でのお目見えでした。
昨日の鬱屈とした私はどこへやら、クワガタ一匹でこれだけ心情が変われるというのも幸せ者です。天気も快晴。ということで今日は昨日できなかった種まきと苗の定植を。
二十日大根、小カブ、春菊、ほうれん草、小松菜を播きました。これら全て種が小さくしかもこれをすじ播きにするものですからものすごく時間がかかります。約60mの畝に二条で播きましたので計120mです。
キャベツ、ブロッコリの定植と合わせて結局丸々一日かかりました。元気に育ってくれるといいな。
こういう日はなんか「やったぞ」という気分になります。ということで酒を呑ませてもらいます。
霧雨
ここのところ更新をサボっております。ネタが思い浮かばない、つまりは私の視線が内に向いているということで、加えて仕事もあまりできていないということです。
昨日は9月とは思えないほどの暑さの中、頑張って畑の畝上げをしておりました。今日はそこにいろいろと種を播こうと思っていたのですが、朝から天気がすぐれず。
小さい、本当に小さい霧雨が一日中降ったりやんだり。ちょっと外で動く程度には全く邪魔にならない程度なのですが、長時間じっとしているとしっかり濡れます。おまけに気温も低め。
ということで今日は一日読書の日になりました。今週に入ってからやっと夜の時間が取れるようになってきたので、福岡正信氏の本を読み返していたところです。まだ読んだことなかった氏の本も先日1冊買ってきましたので今はそちらに没頭中。
没頭中とは言いましても特に百姓に関する本、哲学的な本と向き合っておりますと現実逃避ができるわけではなく、常に現前としてある田畑や生活、そしてこれからの進むべき方向性などを考えずにはいられないわけです。
年に何回かこうして懊悩する時期がやってくるわけですが、正直つらいものでもあります。目先の利害得失や快不快だけに一喜一憂するだけの人生ならば楽なことは楽なんだろうと思いながらも、悲しいかなそれが出来ない性分ですから。
でも面白いことにあれこれと考え抜いてみてもそれで何かが分かるわけでもありませんし、悩みが解決するわけでもありませんで、今の私には結局は土や草木に触れて自然界と対峙している時に突如融解したりということが多い気がしています。
なんとも取り留めのない日記ですが、それだけ頭の中が混乱しているという証でもあるわけでして・・・
大学時に哲学の先生が雨の日に「今日は哲学日和です」とおっしゃっていた言葉がふと脳裏をよぎった私でした。
がんばれ!エビスモチ
ぎっくり腰から2週間、腰のことは気にせずに動けるようになっております。雨が降ったり少し日が射したり、でも全般的には曇で、といったすっきりしないジメジメした日が続きますが、日に日に風は涼しく秋らしくなってきています。
そんな中、目下の心配事はこちら↓エビスモチです。
非常にいい出来なのですが、出来すぎて逆に倒伏の心配ばかりしております。今日は風もそこそこ強かったということもありやや傾き加減。
ポッキリと折れるわけではないのでしなやかにたわみながらその身を保っております。でも台風が来たらどうなるか・・・なるべく無駄な手はかけず、より自然に、より頑強に、と育ってきたとは思うのですが、やはり心配は尽きません。
といって、今更無駄なあがきは仕様もありませんのでひたすら見守るのみです。
1日に播いた大根が早くも芽を出しました。毎年のことですが、種を播いてからこうして順調に芽が出てくると嬉しいものです。適期に播けば発芽するのは当然と言われればそれまでなのですが、まだまだ完全な自然農園とはなっていないし、私の未熟さもありますので「自然に融和する」という境地にまでは至ってないわけでして、その部分で不安が付きまとうわけです。
エビスモチのこともそうですが、「いかに人為を廃していけるか」が自然農法を志す者の尽きることのない葛藤でもあります。
祝!前田2000本安打
やりました!ついに本日カープの前田が2000本安打を達成!
今日は午後3時からの中日戦。ということで3時までに大根の種まきを済ませてラジオの前にスタンバイ。
ちなみに大根を播いた後の畑がこちら・・・
4時間近く続いた試合でしたが、頑張って聞きました。途中さくらの散歩に行きましたが、当然前田の打席が終わった直後から急いで行ってきました。
4打席目までノーヒットでしかも試合自体も負けておりました。今日はダメかなと諦めかけた8階裏のことでした。
代打嶋の逆転スリーランホームラン。その時点でまだノーアウトでしたが、打順は1番から(ちなみに前田は5番でした)。まさか前田に打順が回ってくるとは思いませんでしたが、これが見事に回ってきました。しかも2アウト満塁。
ここで出ました。2000本目のヒットはライト前に運ぶ2点タイムリーヒット。まるで用意されたかのようなシチュエーションとそこで見事に決めた前田に拍手喝采です。
圧巻は試合後のインタビュー。「孤高の天才」と呼ばれながらも怪我に泣き続けた前田が18年目にしたようやく成し遂げた大記録ですが、それでも前田は「2000本安打は嬉しいが、自分個人の記録だけで喜ばれるのが残念です。チームとして勝てない試合が多いことが申し訳ない・・・」と記録達成は喜びながらもそれ以上に不甲斐無いチーム状態を涙声で謝っていました。
ここまでくると私もラジオの前でもらい泣きです。男前田はどこまでいってもかっこよかった。
今日はさすがにテレビが欲しくなりました。球場に行けたらもっとよかったんだろうけど。