ソバの収穫
かなり日が短くなってきました。夕方5時半ごろには街灯が点き始めます。その頃からさくらの散歩に出発しますと帰ってくるまでにすっかりあたりは暗くなってしまいます。
日が短くなってきますとおのずと活動時間も短くなるわけでして、あれこれと為すべきことが重なってくるこの時期にとっては余計に慌しく感じられる今日この頃。
朝晩の気温はまだそれほど下がってはきませんが、空気の冷たさや肌で感じる気温は確実に冬に向かってきている気がします。気温以上に寒く感じるということですね。
さて、今日は午後から両親も助っ人に来てくれ、初めてのソバの収穫でした。稲こぎなどでずれ込んでおりまして、刈り時期は少し遅かったのかな、という感じではありましたが立派にソバの実がついておりました。「少し遅かった」というのは枯れていっている部分がありまして、刈る際に実がポロポロト落ちてしまったということです。
今年のソバはなんとも育ちすぎたのか、かなりの背丈になっておりまして、それが早くから倒れまくっておりましたので刈るのも一苦労。一方方向に倒れてくれるわけもなく、複雑に絡まって倒れておりますのでそれでまた実が落ちてしまいます。
とまあ、あれこれとやりにくいこともありましたが、とりあえず夕方までには何とか刈って脱穀までは片付けられました。脱穀は「足ふみ千歯」で行います。昔の足踏み式ミシンの要領で千歯の部分が回転する道具でして、そこで実をこいでいきます。
今日の作業はここまでで時間切れ。まだそばの実に葉や茎のクズが大量に混ざった状態ですので、このあと篩、唐箕を使ってソバの実だけを選別していきます。これと平行して乾燥もさせていきます。
初めてのソバ作りでして、どのくらいの収穫になるのかは全く予想がつきませんが、年越しソバくらいは楽しませてもらえるのではないかと期待しております。
ソバの栽培自体は全く手もかかりませんし、かなり楽にやらせてもらったのですが、これを口にできるようにするまでの道程は大変なものです。まあ、それを言ってしまえば何の食べ物でも同じことなんですがね。
2007年11月07日 17:58
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