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2008年05月29日

後半戦開始

今日から残りの田植え開始です。当初昨日から金曜日か土曜日までは雨の予報だったのですが、心配した雨も朝には上がってくれ、何とか合羽無しで田植えができました。

明日も晴れ曇の予報で雨の心配はなさそう。私、雨男ではないかと思っていましたが、意外に晴れ男の一面もあるようです。

今日から取り掛かった田んぼが一番広い田んぼでして、前半戦で植えた2枚を足したよりも広い面積です(1反8畝)。さすがに片道植えていく距離が長くなり、1時間弱かかりますので、向こう側につく頃には腰もけっこう疲れてきます。

しかし、それより何より一番腰にくるのが、粘っこい泥の箇所。ところによりかなり深く粘っこい泥がありまして、そこに差し掛かりますと足を抜く際にかかる腰への負担が倍増します。はっきり言って腰をかがめて植えているときよりもこんなところで足を抜くときの方が腰に来ます。

今日は初日ということもあり、また時間も中途半端になったので少し早めに17時には上がりました。今日は午前中に苗を運んだり、ワクをまくったりであまり植えられませんでしたが、明日は一日フルで植えられるのでそれなりに進むでしょう。土日には友達や両親も手伝いに来てくれる予定になっていますので、頑張って明日を乗り切れば日曜日には残りの一枚(1反)も含めて楽に植え終えることができるのではないかと思ってます。

あとは天気だけ。そろそろ入梅も近付いているようで、今後の天気はあまり安定しそうにない予報となっています。せめてみんなが来てくれるときだけでも天気が持ってくれるといいのですが。

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2008年05月23日

前半戦終了


今日の午前中で今週予定していた分の田植えが片付きました。本来はもう少し時間がかかるはずだったのですが、10時半頃に両親が来てくれ、お昼前には楽に植え終えることができました。

私の両親は昨年からうちの近くで畑を借りて自分達の食べたいもので、かつ実家の畑では面積的にできないものを作り始めておりまして、今日もその畑の準備作業でこちらに来るということでした。ちょうど田植えがもう少しで片付くというところだったので1時間くらいではありますが、手伝ってもらいました。

やはり一人で植えるよりも数人であれこれと話をしながら植えるほうが断然疲れませんし、楽しく作業ができます。話が進むと多少作業は遅れ気味にはなりますが、少々のことは目くじらを立てるほどのことでもなく、これでいいんだと思います。

明日は雨が降るという予報でしたので、午後からはひたすら火遊びです。私は切ったままになっていた竹を焼き、両親は畑で去年作ったハトムギやケツメイシの残骸や周囲の草木などを焼き、一緒になって夕方まで火をかまっておりました。

今日は午後からは曇るだろうという予報だったのですが、日暮れまでお天道様は健在でして、暑い中での火遊びはまさにうだるようでした。

両親が帰ったあと日暮れまでまた境内で草を焼いておりましたら、なんとも絵になる日暮れの景色を拝むことができました。

私のデジカメにしてはけっこうきれいに撮れたのでUPしておきます。

さて、明日はゆっくり休ませてもらってまた来週から残りの田植えに取り掛かります。実は来週分のほうが面積は広いんですね。今週植えた分の倍くらいはあります。

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2008年05月21日

天井裏

台所で皿を洗っておりますと天井裏から物音が・・・何の音かと耳をそばだててよく聞いてみますと・・・

間違いありません。ヘビがネズミを食ってます。一気に夕食準備をする気が萎えましたので先に風呂に入ることにします・・・

どーでもいい生活のひとコマでした。

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田植え開始


今日から今年の田植えを始めました。例年は植え始めの時期に友人たちが手伝いに来てくれていたのですが、今年は終盤にかけて来てくれる予定になっておりますので久々に一人での植え始めです。

今年はもち米から植えることにしました。ここの田んぼは約6畝。朝、苗を運び、ワクをまくってから田植え開始です。だいたい私の植えるペースは一日で5畝くらい。予想通り今日では全部は植え切ることができませんでして、あと1時間分くらいが残りました。見えにくいとは思いますが、写真手前の方が少し植え残したところです。

今日改めて考えてみると私が一日で5畝しか植えられないというのも家事ごとやさくらの散歩などに時間を割いているからでして、これがなかったら今日一日でこの田は充分植え終わっている算段になります。

だからといってそこまで無理をして植えるペースを上げようという気はサラサラありませんで、このくらいのペースで充分であります。そもそも一日二日で全てを植え終えるわけでもなく、ある程度の日数はどうしてもかかるわけですから無理のないペースで植えていったほうが肉体的にも精神的にも心地よく作業が進められます。

おもしろいものでして、無理をしたり、時間に追われて焦っていたり、イライラしたりしながらの作業をしておりますと、やったこと以上に疲れた気がするのはもちろん、稲や野菜たちの生育にも悪影響が出てくる気がしてます。

これには当然ながら所謂「科学的根拠」なんてものはありませんが、経験上では実際にそんなことが起こるものです。

さて、明日はこの田んぼはすぐに片付きますので次の田んぼ(約7畝)に移る予定です。午後から少しの時間ではありますが、飛び入りで友達が手伝いに来てくれるようなので、うまくいけば今週予定していたこの2枚の田植えはひと段落できるかもしれません。

まあ、本来明後日までかかるつもりだったので明日中に終わらなくても何の問題もないんですけどね。
↓田んぼの拡大写真です。今年は少々苗が貧相なので2本植えにしました。私のことですから1本のところも3本のところも入り混じってるんですけど・・・

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2008年05月16日

畔塗り

田植えが近くなり忙しくなっております。先週荒代をかき、今は畔塗り作業中。今年は4反あまりの田を植える予定ですが、だからといって全ての畔を塗るわけではありませんで、全体の半分くらいでしょうか。

特別塗る必要のないところや、畔が高すぎて塗る事のできないところなどがありますので、それ以外のところ、つまりは水が漏れやすいところや畔の低いところを塗っております。

今年は特にこの塗ったところに持ってきて大豆を植えてやろうと目論んでおりますので、畔塗りも半分は漏水対策、半分が大豆を植える場所作りといった感じになっております。まさに一石二鳥です。

田んぼによって塗りやすいところ塗りにくいところがありますが、鍬一本で畔をつけておりますと造作気分もありましてそれなりに楽しい作業です。きれいに仕上がるとやはり嬉しいものですが、これも今だけの話、これから夏に向けて塗ったところからもしっかり草は生えてきますので、いずれは今の姿はどこへやらということになります。

それでも上手に畔が塗れ、漏水も止まり、更には今から豆も元気に育ってくれば楽しいこと尽くし。
さて、この畔豆計画ですが、昔はどこの田でもやっていたようです。私、どうも大豆を作るのがヘタクソでして、これまで畑で作り続けていたのですが、どうもうまくいきません。畔に植えると水不足の心配がなく、また田んぼに水を当てたり水を落としたりする時季と豆の生育過程で必要な水管理とがちょうどうまく重なるという話を聞きまして、やってみようという気になった次第です。
畔草を刈る手間がどれほどのものになるかは少し心配ですが、それもある程度は慣れでしょうね。

田んぼの周囲で豆が元気に育っている姿は私も何度か見たことがありますが、なかなかいいものです。そして、田んぼという限られた土地の中で稲を植え、その周囲に豆を植え、更には裏作で麦を作る。少し前までの日本農業のあり方というのは本当に無駄なく、そして日本人に必要不可欠なものを最大限に生産できる姿をしていたんですね。

「獲らぬ狸の・・・」ではありますが、「畔豆」という言葉だけで今年はしっかり豆ができるような気がして妙にワクワクしてしまいます。うまくいくかどうか、まだ分からないのにね・・・

最後に少しおまけ。「最近さくらの写真がない」というご要望を受けまして、久々にさくらの元気な姿をお伝えしておきます。

先日狂犬病の予防注射をうってもらいました。相変わらず病院へ連れて行くとビビリまくりです。だっこしたまま震えながら注射をしてもらいますが、注射するときに特に騒いだり痛がったりはないので不思議なものです。ただビビリすぎてウンコもらすのが難ですが・・・

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2008年05月10日

さくらの毛が生え替わらないわけ

昨夜遅くから雨になりました。今日も一日雨。ひどい降り方ではないのですが、安定して降り続けますので雨量はけっこうなものに。

雨脚が強くないので代掻きくらいは合羽を着てできるかとも思っていたのですが、今日はそれ以上に寒さが応えます。10℃を超えてもくれません。風邪をひいても馬鹿らしいので一日ゆっくり休息を。

昨夜友人と電話で話をしておりまして、今の今まで私は今年の暦(旧暦)を勘違いして記憶していたことが判明。去年のものを見ていたらしく、今年の暦とは半月くらいずれておりました。既に4月に入っているのにまだあと一週間は3月だと勘違いしておりました。

だから植物の成長が遅れ気味だったりしていたこともそれなりに暦に準じていると思っていたのですが、その暦が違っていたとなると少々見方を改めないといけなくなってきました。

旧暦4月といえば季節で言うと夏。そういえば先日24節気立夏があったよな。確かに日中の気温がここの所かなり高めで推移しておりましたが、ここに来てまた雨の度に寒気が入り込んで寒くなる。うーん・・・確かにおかしな気候ではあります。

例年この時季になると雨の度に暖かくなるという気がしていたんだけど・・・うちのさくらは3月ごろに一度大々的に冬毛が抜けましたが、まだ完全に夏毛にはなっておりません。冬用のふわふわの毛もかなり残しております。

いつも田植えの頃になるとこの毛がどんどん抜けてくるのですが、今年はまだその気配がありません。ここに来てこれだけの寒さがくるわけですから当然温かい毛を残しておいてよかった、ということにはなるのですが、この季節感には改めて感心します。

私など暦を間違えてあれこれ悩んでいたくらいですが、こいつらには暦がない代わりに文字通り肌身で季節を感じ取る力が残っているようです。本格的に暖かさを感じられ、野菜たちがぐんぐん大きくなってくるのはさくらの毛替わりが一つの目安になるのかもしれませんね。

こんな身近に季節を教えてくれるものがいたのに盲点でした。というよりも実はさくらは半分家の中で生活しているからあまり当てにしていなかったんですよね。バカにしててすまぬのお・・・

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2008年05月08日

生命を捨てること

ここのところいい天気が続きます。日中は暑いくらいになってきましたが、朝晩はまだ10℃にもなりません。2日前には霜まで降りました。

今日から田んぼの荒代かきを始めました。ひたすらトラクターに乗っているだけなのであまり好きな作業ではありませんが、一年の田んぼの姿を決めていく大事な作業ですので田んぼの状態を見ながらじっくりやってます。

さて、本題。今日のラジオニュースでかの船場吉兆が客の残した料理を使いまわしていたという話がありました。このニュースを聞いて皆さんはどう感じるでしょうか。

ニュースの論調は当然とんでもなく悪いことをしたという立場からのみものを言っておりました。私も商売としては当然ひどいことをしているとは思いますが、それはこの行為が金を儲けるために行われた場合に限ります。

吉兆はこれまでの悪行を聞く限りではろくなものではないとは思いますが、私がもっと危惧しているのは「食べる側」の体たらくです。

ラジオ中にあるリスナーからの投稿がありましたが、「残すほど注文するな」といった意味合いの内容でありました。私もまさに同感でして、まだこういう感覚を持っている人がいるというのは少し安心しました。

まだ食べられるものを捨てるという行為はまさに「一つの生命をゴミ箱に捨てている」ことです。今でこそそういう人間も出てきましたが、自分の子供をゴミ箱に捨てますか?

これまた今では生命のない食べ物というものも幾らでも出回っておりますので、一口に「食べ物」といっても判断の難しいものもあるでしょうが、基本的には私達が口にするものは全て「生き物」であります。

無駄なものが大量に出るという背景には我々の消費行動があります。企業倫理の問題もさることながら、それらあらゆる要因の根底にあるのは必ず消費者の購買行為です。

「食べ物を大切に」とか「エコ」とか口にする前にまずは自分達一人ひとりの消費行動を改める必要があることに一人でも多くの人が気付くことを願ってやみません。

とまあこんなことを書く気になったのもラジオのパーソナリティが浅薄なことをエラそうにのたまっていたからでして、ほんと、事の核心には触れられない事情でもあるのか、はたまた単に不勉強なだけなのか・・・いずれにしても公共の電波に乗せるにはあまりに無責任。つまらぬコメントはいいからニュースは事実だけを伝えとけよ。

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2008年05月01日

よもぎ

今日は両親にも手伝ってもらっての餅つき準備。こんな時期に?と思われるでしょう。実はうちでこの時期に餅つきをするのも初めてのことです。

理由①去年末の餅つきのとき、大雪で姉家族がこられなかった。餅つきを楽しみにしていた甥っ子がおりまして、その振り替え的目的。
理由②一昨年のもち米がまだたくさん余っていること。
理由③ちょうどヨモギがおいしい時期であること。
理由④今年は作物の生育が遅く、まだ少し百姓仕事にも余裕があること。

ということで5月3日(土)に餅つきをしようということになりました。今のところ家族と大朝の友達くらいの参加者になっておりますが、もし希望者があれば大歓迎です。

今日は午後からもち米の準備、ヨモギの摘み取り、薪割りなどの下準備をしておきました。あとは母親任せで餡子とヨモギの下茹でをしてきてもらうことにしました。私は当日の会場準備と火入れなどです。余裕があったら山菜の調理もしておきたいところです。

といいますのもここのところ山菜料理ばかりでして、ここ3日くらいはひたすら筍ばかり食っておりましたところに持ってきて本日またしてもお隣から筍が届きました。ご厚意ですのでありがたくいただきますが、さすがにまだうちにも茹でたものが3本残っておりますので一人では食べ切れません。更に今日初めて蕨を取ってきたのですが、ついつい調子に乗って大量に採り過ぎました・・・

とまあこんな次第ですので大人数のときに少しずつでも食べていってもらおうという魂胆です。

天気もよさそう。今回は餅の量も少し控えめ。のんびりと楽しい餅つきになりそうです。

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