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ストーブつけました
急に冷え込んできました。日暮れ時にはすでに10℃を下回っておりまして、この冷え具合では明日の朝は5℃以下にでもなりそうな感じ。つい昨日まではそれほどでもなく、今年はいまだに作業服も夏用のままですごしておりましたので、この冷え込みはかなり身にしみました。ホント、今年は急に気候が変わりますし、それも大きく変わるので調子狂いますね。
さて、タイトルとは関係ありませんが、巷ではいまだに「食の安全性」がどうとかこうとかいう事件が新聞紙面やニュースを賑わせているようです。今度は加工肉会社の地下水からシアン化合物だって。会社の対応が遅かっただとか、人体に影響があるか否かなんてどーでもいい問題でして、明らかに昨今の偽装・汚染問題でことの本質を捉える視点と問題の論点が麻痺しきっているようですね。
自然界には存在しない合成化学物質が地下水から検出されたこと自体が大問題なのですが、そのことにはまったく触れずじまい。ある意味伊藤ハムも被害者ともいえます。
まあ、そんな細かいことはさておき、そもそも消費者自身がこうした偽装・汚染問題を引き起こしている張本人だということにそろそろ気づいてもいいんじゃないかなあ・・・消費行動が変わるだけでこんな問題はなくなるんですけどね。
そのためには現代社会で一般的にまかり通っている常識(妄想)から脱却して生き方そのものを変える必要があるわけでして、そこができないんでしょうね。
気づき、反省し、行動を起こした人からだけでも真に「安心できる」「安全な」ものを食べて身も心も幸せになりましょう。
お騒がせしました
前回の日記ではお騒がせいたしました。本日PCの環境が以前どおりに復旧しました。ということでメールのデータも復旧増したので皆さんのアドレスやメール内容も戻ってきましたのでわざわざメールを送っていただかずとも大丈夫になりました。
ありがとうございました。
今後は定期的にバックアップを取っておくこと、それからPCの掃除を定期的にすること。農機具でも何でもそうですが、機械や道具というものは最低限のメンテナンスはしてやらないとだめですね。
私のことですから「羹に懲りて膾を吹く」とまではいかないでしょうが、せめて「のどもと過ぎれば熱さも忘れる」とはならぬようにしたいものです。
便利な機械といわれるものを使うということは一見するとそれを使って作業しているときは省力的で便利なような気がしていますが、日々の手入れなどのことを勘案するとそれなりにちゃんと手間がかかるようにできているものです。ましてやそれを作るまでにかかる労力と資源のことを鑑みますと、決して「楽だ、便利だ」とばかり手放しで喜んでいてはいけませんね。
今回のことも含め、今年の農機具の不具合など、それらを使うことの功罪と感謝の念を忘れてしまっていた私に対する戒めのようなものだったのかもしれません。
緊急のお願い
パソコンが不具合を起こしました。本日、大学のほうで復旧作業を手伝ってもらいながら何とか正常に機能するようにはなったのですが、問題が・・・
メールに関するデータがすべて消えておりました。
バックアップを取っていたつもりだったのですが、なぜかメールに関するものだけがどこにも見当たりません。
大変申し訳ないのですが、この日記をご覧になった方は私宛にメールを送ってください。皆さんのアドレスがわからない状態です。
ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いします。
追伸:本日パソコンの復旧作業を手伝っていただいたMさん、今日とったバックアップの中にメールに関するものが残っているかどうか確認お願いできますか。連絡お待ちしております。
稲こぎ開始
気持ちのよい秋晴れが続いております。おかげで今月始めに刈った稲も良く乾き、いよいよ今日から稲こぎです。夜露がよくよく乾いた頃を見計らって始めました。というと聞こえがいいのですが、朝から山へマツタケを探しに行っておりまして、夢中になっておりますと予定より30分ばかり遅くなってしまいました。
毎年のことですが、この段階になってようやく今年の収量が見えてきます。で、結論から言いますと「よろしくない・・・」ですねえ。そもそも今年は一番広い田んぼを休ませておりますので、面積的にも昨年までとは減っているわけですが、反収自体も減っております。
まあ、夏あたりから今年のできはあまりよくないとは思っていたのですが、それが具体的に数字として見えてくるとやはり今更ながら落胆はしてしまうわけです。で、この「落胆」というものどこから来ているのかよくよく振り返ってみますと、私の場合はお金に固執しているわけではないので、収入が減るという点では大して気にしていないわけです。
何よりつらいのはお米を楽しみにしてくれている消費者の方たちに充分な量のお米を食べてもらえないということです。それともう一点、これは私にも何故だかはよくわからないのですが、自分の作っているもの(本当は自然が育ててくれているのですが)は無条件で元気に育って欲しい、沢山できて欲しい、と思ってしまうものです。
これは人間の欲目だといってしまえばそうかもしれませんが、命をつなぐに充分な量の食べ物を欲しいと思うのは自然な感情でもあります。そういう意味ではこの「欲」というのも必要なものでして、その欲を満たすための手段と方向性さえ自然に反さない限りにおいては素直に従うべきものだとも思っています。
毎年のことではありますが、この時季になると今年の総括と反省、そして来年に向けての戦略を練るべく頭の中は田んぼのことで一杯になってくるわけです。私も米作りを初めて今年で7年。毎年違った課題を見つけては試行錯誤しておりますが、なかなか思うようにはいきません。「自然を相手のことだから大変だよね」とはよく言ってもらう言葉ですが、その自然を相手にしながらまだまだ不自然な部分が多いという結果でもあるわけです。
さてさて、話は戻りまして、まだ明日も残りの稲こぎがあります。今日は日暮れまで頑張ったおかげで明日は早めに済みそうです。週末には新米を楽しむというのも当然ではありますが、それ以上に来年に向けての準備も今のうちから怠らないようにしたいものです。
刈り入れ終了
本日午前中にて全ての稲刈りが終わりました。今日は一人での仕事になったので、さくらを連れて田んぼに行ってました。といいましてもさくらは手伝ってくれるわけではありませんで、写真のように日陰でのんびりくつろいでくれていただけですが。
あとは米が乾いてくれるまでこの状態で、それから脱穀・籾摺りを経てようやく新米にこぎつけます。しばらくは秋晴れが続いてくれそうなので、割合早く乾燥してくれそうです。うまくいけば来週あたりには脱穀になるかもしれませんね。
今日はひとまず鎌祝いということで、美味しくお酒をいただいております。鎌祝いのことばかり頭にあって、今日は習字教室があったのですがすっかり飛んでおりまして、生徒さんが来てから気がつくという顛末。いやはや少し浮かれすぎてました。
あと一日
先週から始めました稲刈りですが、明日で刈り終われそうなところまでこぎつけました。先週の2日~4日、5日の雨をはさんで昨日7日とでウルチ米のほうは刈り終わり、今日はもち米に取り掛かりました。
幸せなことに今日もお手伝いが来てくれまして、写真のようなところまで進みました。このもち米、非常に草丈が高いので、バインダーが使えません。ということで手刈りです。鎌で刈り取って藁で括って、それを組んだハデにかける。という全く機械を使わない作業ですので、それなりに時間もかかります。
この田んぼは6畝位の広さですが、今日一日でここまで出来ました。明日は私一人ですが、半日でほぼかたがつきそうな感じです。私一人でやっていたら丸々2日かけても終わるかどうかといったところですが、さすがに人手があると違いますね。
明日は鎌祝いでパーッと、といきたいところですが、来年の米作りに向けて秋のうちにやっておくべきことは沢山ありますので、軽めに祝杯といきますか。
あ、いかん、いかん、まだ終わってないよ。最後まで気を抜かぬようにせねば。
18:33 | コメント (489) | トラックバック
稲刈りしてます
昨日から稲刈りを始めました。毎年手伝いに来てくれる友達が今年も来てくれました。二人のスケットと共に昨日は7畝ばかりの田んぼを刈り終え、今日から写真の田んぼへ。1反8畝の田んぼでして、今年作付けしている中では一番広い田んぼです。
相変わらず天気予報が日替わり状態でして、昨日の段階で急に日曜日が雨の予報になりました。ということで今日と明日でこの田んぼを片付けて前半戦ひと段落にしようという目論見です。
この田んぼ、非常に水はけが悪いのですが、ここ3日くらいの晴れ間でなんとか歩けるくらいの状態になっておりました。それでも柔らかいところは足が埋まりますが・・・
稲刈りと聞くと、「今年のできは?」という質問が必ず返ってくるのですが、刈りながらの感想としましては、「良くは無いが、思っていたほど悪くもない」といったところでしょうか。まあ、これも玄米になってみるまでははっきりとしたことは分からないので、現段階では明言は避けたいところです。
今日は思っていたよりも作業が進んだので、明日の午前中にはこの田んぼはかたがつきそうです。天気が持ってくれれば午後から次の田んぼに手をつけられそう。ただ、今日の夕方にバインダーが不具合を起こし、お隣さんの助けによりなんとか復旧したのですが、この機械の調子がうまく持ってくれるかどうかです。ホント、機械のペースに頼って作業の段取りをするとこういうときに焦りますね。