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騒ぎすぎ
ここ数日雪が降ったりで畑仕事もままなりませんで、またぐうたら生活に戻っておりました。
この間、町では町長と町議の選挙が始まっております。毎日のように街宣車が候補者の名前を連呼するだけの騒音公害を撒き散らしながら相変わらず低能な選挙運動を展開しております。
「騒ぎすぎ」の一つは当然この選挙。候補者サイドのみならず投票する側の人間もこれが当たり前になっておりますし、それ以上にこういう運動をすることが政治活動だと思い込んでいる恐ろしさ。まったく民主政治が衆愚政治にしか到達できないわけです。
もう一つの「騒ぎすぎ」は今春の気候について。やたらと「異常だ」と騒いでおります。どうも近年のブームのようでして「例年と少し違う」ということが=「異常気象」「地球温暖化」という流行語に直結させられるようです。
日本人は古来「旧暦」という立派な暦を持っていました。これは自然の動きに即応したようなところがありまして、季節感をかなりの精度で分かりやすく示してくれております。
そして何より自然は間違えません。これが一番大事な起点になるのですが、何かおかしいな、と思ったらそれは我々人間が間違えているだけのことです。
西洋化という麻薬に侵された現代では「旧暦」を捨て、「科学」を絶対的価値観として妄信してしまったがために当たり前の自然の流れにさえ感受性を働かせることができなくなったというのでしょうか。
菜種梅雨が例年よりも半月以上早い!
・・・・当たり前です。今年の暦はそのくらい早くに動いてます。
菜種梅雨が終わってから突然雪が降った!
・・・・当たり前です。毎年そのくらいの時季にはちゃんと冷え込んできてます。雪の降る降らない(量も)と冷え込み具合は年によって多少の差はありますがね。
そもそも気候なんてものは毎年違って当たり前です。毎年同じような気候が続くほうが自然界ではむしろ異常です。温暖化は否定しませんし、人間の傲慢によって気候にも影響が現れている部分も少なからずあります。が、今騒いでいるのはまったく的外れなことが多すぎますね。だから環境改善のために自分たちの生活を見直すことが出来ないのかもしれません。
欲にしたがって贅の限りを尽くし、自らの首を絞めてしまうという構図は、虫や微生物の異常繁殖とその後に必ず起こる激減の営みになんら変わりありません。もし本当に人間だけが唯一特別な種であるのなら、そろそろその片鱗くらいは覗かせてもいい気がするんですがねえ。
2009年03月05日 13:03
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投稿者 jlryqje : 2015年03月29日 06:17