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終わりましたねえ・・・
バタバタしている間に、気がつくと8月も終わりです。この週末は地元消防団のポンプ操法大会に衆院選とありまして、あれこれと考えさせられる週末でもありました。
昨日は私も選挙に行ったわけですが、結果は今朝のラジオニュースで聞きました。民主党圧勝というある意味では予想通りでもあり、また予想以上の結果で少々驚いた感もありました。
ただ、私一百姓として思うのは特に期待はしていないということです。民主主義国家における政治家の質というものはそのまま国民の質であります。自民にせよ、民主にせよ、農業を大切にしない、財界主導の思考回路になっているという点では同じことです。
ですが、そうであればそれが現在の日本国民の大多数の思考回路でして、結局は自国の農業を守るということがどういう意味を持つのかということは大多数が真剣に考えていないということの象徴なのだなと、受け止めております。
くれぐれも断っておきますが、別に農業所得をあげてほしいとかいう、お金に関する問題ではありませんよ。突き詰めて考えていくと、最終的には予算配分などお金にまつわる方法論も当然出てくるとは思いますが、それはあくまでも結果論でありまして、重要なのは思考の出発地点であります。
「日本を守る責任力」なんてキャッチフレーズも選挙期間中よく耳にしましたが、「国を守る」とか「国民を守る」ということの本義はいったいどこにあるのか、民主国家を自負する以上はそろそろ国民一人一人が真剣に考えなければならない時機にきている気がしています。
田舎で百姓をしておりますと、意外にも「国」というものがよく見えてくるという側面もあります。自分たちはどうして今生きていられるのか、生きていくために、また国土を守っていくために何をしていかなければならないのか、都会にいては気付けなかった多くのことに気付かせてもらっている気がします。
そして何よりも大多数の人が思っている以上に危機的状況は近づいているということであります。一部の先見的な人たちはそうした危惧を抱き、必死になって訴えているようですが、残念ながらその声はあまり響いていないのが現状のようですね。
さてさて、政権が変わってこれから日本はどこへ向かうのか、これはとりもなおさず日本人一人一人がどこへ向かうのかということに他ならないのですが、見ものではあります。
私?
私は百姓としての本分を全うすることがお国のためにもなると信じて貧しい日々を幸せに過ごすのみかな、と。
寒い
相変わらず更新をサボっておりまして、お叱りの声も聞こえてきそうです。
先週鈴虫が鳴き出して「秋らしくなってきた」などと悠長なことを言っておりましたが、ここ2,3日朝晩が「寒い」と言いたくなるような気温の下がり方です。特に今朝が一番冷え込んだようですが、気温にして12℃くらいだったのではないでしょうか。
日中は快晴が続いておりまして、今度は雨が降りません。稲もまだ登熟期にありまして、まだまだ水は適度にほしいところ。今年は雨もしっかり降ってくれましたし、水不足ということはないな、と安心しておりましたが、やはりまたやられました。水上のほうで水路の水を川へ落としております。
先日一度それを見に行って直してきたのですが、相変わらず水量は増えませんので、また元に戻されたのか、はたまた取水口そのものを塞がれたのか、もうここまでくると「いたちごっこ」をする気力もわきません。今きている量の水で何とかします・・・
それにしても雨が続いているときは日差しがほしい、日照りが続くと雨がほしい、ホント人間って勝手なこと言ってますよねえ。私もまだまだ自然に沿って生きていない証拠です。まあ、そもそもこんなPC使っている時点でどうかと言う意見もあるんですけどね。
兎にも角にも「下々民」の気持ちがわからないと言う点では水系においても政治家先生たちにおいてもあらゆるステージにおいて共通の事象のようです。衆院選も近いので少し絡めてまとめてみました。あまり美しくはなかったですね。
秋ですねえ
今週に入って朝晩がすっかり涼しくなってくれました。日中はカンカン照りですが、空気は意外とカラッとしてます。
そして、夕べから鈴虫が鳴き始めました。頂き物です。鈴虫を飼うなんて子供のとき以来でして、とりあえずきゅうりやナスなど余った野菜のきれっぱしを与えておりますが、正直「これで大丈夫なのか」という不安はありました。
が、とりあえずちゃんと鳴いてくれるようになりましたし、死なずにいてくれますので、大丈夫なのでしょう。まだ今のところ鳴いているのは2匹くらいしか確認できていませんが、かなりの数をもらっておりますので、全員がいっせいに鳴きだしたら、と思うと楽しみであります。
暑さ?
お盆があけてようやく夏らしい暑さになって来ました。例年ですとこのあたりはお盆ごろから急に涼しく秋めいてくるのですが、今年は違うようです。これまでの日照不足もこれで少しは解消してくれるのではないかと、農家にとってはありがたい日差しです。
ところが私、どうも今年は極端に暑さに弱くなっている気がします。今日も配達で広島に出ていたのですが、もうフラフラです。頭の芯がボーっとするような脱力感です。大朝に帰ってくると少しは頭も体も軽くなるのですが、いくら暑いからといってもちょっとひどいなと。
特に私の車はエアコンがありませんので、車に乗っているときが最悪です。むしろ炎天下の中で動いていたほうがましなくらい。
そこで私の考えたことは、①単に体が大朝仕様になってしまって暑さに弱くなっている。②体力の低下。③暑さだけでなく町の空気に過敏に反応するようになっている。
とまあこんなところでしょうか。
私ももともとは広島で生まれ育ったわけですし、20代まではそういった暑さや空気の中で生活していたわけです。それが田舎で暮らし始めて食を中心に生活全般が180度変わったわけですから、それなりに体質が変化してきてもおかしくはありません。
しかし、少し涼しいところで休んで食べたりすると多少は楽になるので、②の線も多分にある気もするわけです。
体質が自然体になると多少の環境変化や毒に対しても強くなってくるものですが、そこに到達する過程でどういった経過をたどるのかはよくわかりません。そもそも私の体が数十年の都市生活で健康体を維持していたとは到底思えませんので、イメージとしてはマイナスからゼロを通過してプラスに転じるという過程を踏みそうだなと。
具体的には排毒症状や好転反応のある時期もあるでしょうし、今まで平気だったものに対して過敏に反応が出る時期もあるのでしょうか。まあ、これは自分にとって一番都合のいい考え方なのですが・・・・
いずれにしても今自分の体がどうなっているのか確たることはわかりませんので、体と相談しながら、なおかつ間違った方向へ行かぬよういろいろ試してみるしかないでしょうね。
昔から小心者のおかげで自分の体の変化には過敏なまでに気付くことができるようでして、そこでの違和感や不具合は見落としが少ないのではないかと思っています。あとはそのときに我欲に流されることなく、また世間に氾濫している誤った情報に踊らされることなく、自分の体自身と向き合った対応が取れるかどうかにかかっているわけですが、その点はまだ自信がありませんねえ・・・数年前よりはだいぶましになっているとは思うのですが・・・
たぶん大丈夫
本日新しいPCの設定をしてみました。これでほぼ従前通りに使えるようになっていると思います。まあ、細かいところをみますとなんやかやと勝手の違うところや自信のないところもあるのですが、とりあえずは以前のPCのようにいつぶっ飛ぶかわからないという不安からはひとまず解放されました。
実は今日は午前中寺の境内の草刈りをしていたのです。お盆前ということでここ数日墓参りに来る人が増えてきておりますし、お盆にあわせて少しくらいは草を刈って歩きやすく、こぎれいに見える程度にはしておこうかなというねらいです。
ところがお昼前から雨が降り始めまして、今日はもう外仕事は無理かなと早々にやめた次第です。で、せっかくなのでPCを使えるようにしようと。
いざ始めてみますとまずは場所の確保からです。今までのPCとはスタイルの違うものですので、当然置き場所や使う場所も同じではいきません。ということで部屋を片づけないと。そしてどこにおいてどう使うかを決めないと。
いつの間にやら大掃除の体です。ちょうど両親も畑をしにきていたのですが、部屋を片づけているところを見て、なぜか畳の上に上敷きをひこうという話になり家財道具も全部大移動です。おかげで部屋はきれいになりましたし、い草のいい香りも漂っています。
ただ問題は・・・ここまでやると部屋の配置を変えたりいらないものを処分したり、ものの置き場を変えたり・・・とあれこれと欲が出てきます。今日思いついて急にはできないことばかりですので、これらのことはまた追い追いにやっていこうと思っています。
以前の私の部屋を知っている人は、次に来られたとき少しは新鮮味があるかもしれませんよ。
生きてます
昨日リカバリを済ませたPCは今日も何とか無事に動いてくれております。特にネタがあるわけでもないのですが、とりあえずPCが生きていることだけでも報告するために無理やり更新しております。
今年は以前の噂通りやはり冷夏なのでしょうか。梅雨明けしたといってもすっきり晴れたのは数日だけで雨や雲の多い日が続きます。そのせいか、はたまた私が初夏のころに田んぼばかりで畑を放置していたせいか、とにかく夏野菜は過去最悪の出来といっても過言ではありません。それでも何とかがんばってくれているものもあるのですが、全体的に時期が遅れて推移しているのは否めません。
とか何とか言っている間にすでに秋野菜の播種時季を迎えておりまして、最近ではもっぱらこちらに手も気持ちも取られきっているのが現状。心の中では半分以上「もう秋野菜にかけようかな・・・」的な誘惑がささやきかけております。
いやいや、いかんぞ!こんな気持ちも野菜たちは敏感に感じ取っているのかもしれない。だから夏野菜たちはいじけているのかもしれない・・・などと自分に鞭打ちながら畑に入るのですが、やはり夏野菜を見るときの私の目はうつむき加減。どこまでいっても仁愛の心がない人間であります。
お知らせ
ここ数日更新しておりませんでした。理由の半分は例によって私のサボりです。残りの半分が今回のお知らせの理由でもありまして、PCが不調でありました。
とりあえず今は無理やりリカバリして、何とか使えるようになっていますが、これも時間の問題かと・・・
ということで次はいつ動かなくなるかわからないという薄氷を踏む状態で更新しておりますので、しばらく更新がない場合はそのことも念頭においていただけると助かります。またメールのほうも同様の状況下にありますので、いつまでも返信がない場合はその可能性もあると思ってください。
なんとかそういう事態にならぬよう助け舟を出してもらっている最中ですので、何とかつなげていけるのではないかと期待しておりますが、最悪の事態も想定して動かなければいけないかなと。
ちなみにskypeはとりあえずしばらくは使えない状態にありますので、こちらで連絡をくれていた方はしばらくはメールなどでお願いします。
カブト狩りじゃあぁぁぁぁ
8月になりました。昨日午後から友人家族が子供と共にカブトムシを取りに来てくれました。
カブトムシがあちこちに出ているという話は聞くものの、今年はまだうちには飛んで来ておりませんでしたので、さて、どこでどうして捕ろうかと。
とりあえずネットで調べてみた「バナナストッキング」作戦と、子供が作って来た特製ジュースを使って餌を仕掛けることに。
朝早くに捕りに行くということでなるべくうちに近い場所でドングリなどの樹を探すことにしました。樹そのものはそれなりに裏山でも見つかるのですが、肝心の樹液が出ている樹はありません。
仕方ないので樹液は諦めてなんとなくよさそうだと思われる場所に3箇所ほど餌を仕掛けて置きました。
で、今朝5時から捕獲に。1箇所目、2箇所目と全くカブトムシのいる様子はありませんで、「やはり付け焼刃では無理だよねえ」などと思っていたところ最後の3箇所目にいました。1匹だけ。小さめのものですが、確かにカブトムシのオスです。
何とか間とかボウズだけは間逃れまして私も一安心。ちなみに写真はカブトムシを捕った場所ではありませんで、家まで帰ってきてから写真を撮り損ねたことを思い出し、急遽近くの樹で撮影したいわば捏造品ではあります。見る人が見たら樹の肌で樹の種類もわかりますよねえ。
今朝は早くから出発予定にしていたくせに、ついつい夜更けまで酒を呑んで楽しくしゃべくってしまいまして、かなり眠たかったです。おまけに二日酔いというよりは飲んでいたときそのままのようなアルコールの残留度合いでして、ホントだめな大人であります。
何とか今日は早く寝て明日からまた野良仕事に精を出せる体勢を整えておかないと。って今日からまた別の友人が。いやいや、今晩だけは飲み過ぎないようにするぞ。