« 2010年11月 | メイン | 2011年02月 »
猫は木の上で丸くなる
雪が降り止みません。今朝はまだそれほどの積雪ではなかったのですが、日中で一気に積もりました。ここ最近、夜ではなく日中にどかっと来ることが多くなってきた気がします。
そんな中、さくらが枝垂桜の木の上を気にしています。雪は好きなので雪の中で遊んでいたりじっとしていたりは気にならないのですが、どうもいつもと様子が違うのでよく見てみますと・・・
てっぺんに猫がいます。
さくらに追われて木の上へ逃げたのでしょう。降り続く雪がどんどん身体に積もっていても動けません。私も特には手を出さず放っておきました。これがお昼前。このまま昼ごはんの準備→お昼ごはんとしておりますとさくらが戻ってきました。飽きたんでしょうね。まあ、根負けです。
お昼を食べたあと見に行くともう猫の姿はありませんでした。無事に逃げ延びたようです。
午後からはひたすら大掃除。気がつくと夕方で、さくらの散歩に出てみてビックリです。
30cm近くは積もっているでしょうか。夕方宅配便で回っているおば様も雪が深くて車が大変とのこと。見渡すと今シーズン初の除雪車が出動しておりました。
まだまだ雪は止みそうにない予報です。向こう一週間毎日雪の予報。こりゃあ大変な年末年始になりそうです。
17:26 | コメント (1401) | トラックバック
南部と北部の差
昨日から急激に冷え込んできました。雪の量はそれほどでもないのですが、何せ風が強くとにかく寒い。家の前の温度計で見る限りではありますが、本日の最低気温-5℃、最高気温-3℃という氷点下の一日。
今日は用事もあって広島市内の女房の里へ半日ほど行っていたのですが、別世界です。雪のことは当然としても日差しのあるなしに愕然としますね。全国的に冷え込んでいるようではありますが、寒さのみというのと、寒さ+日差しがないというのでは精神的なダメージが違います。つくづく太陽の有難さを感じる季節になりました。
写真は夕方撮ったのですが、この時間帯少しだけ日が覗きそうなところまできてくれました。この一瞬だけでしたが・・・
例年の冬を思い返してみると寒さ、雪の量ともまだまだこれからのはずなのですが、今年はなぜか応えます。これまた極端現象のために身体がついていっていないのか、単に歳で弱ってきているのか、それとも体調が優れないのか、よくは分かりませんが、まだこの程度で参っているわけにはいきませんねえ。
さくらはさすがに犬でして、普段はストーブの前でゴロゴロしているくせに、雪が降ると俄然元気です。投げてやった雪玉を追って縦横無尽に駆けずり回ります。一緒になって遊んでいる間は雪の中でも意外と平気だったりします。
してみると重要なのは心持一つということなんですかね。子供も生まれたことですし、もう一度童心に返って何事も積極的に楽しむ心を取り戻したいところです。
おまけですが、我が家の屋根では珍しくつららがきれいに下がっていたので撮ってみました。
16:36 | コメント (1377) | トラックバック
小豆を選りながら思うこと
今日も雪はチラホラ。午後からは少し日も出てかなり溶けましたが、それでも白い大地と灰色の空が大半を占めております。
ということで今日も屋根の下で出来ること。散らかしっぱなしだったハウスの中や庫裏の土間をお片づけ。もちつきようにもち米を精米したら、これまた出産前にやりかけていた小豆の選別を片付けました。
写真上が選別済みのもの、下がはじいたものです。とは言えこのはじいたもの、見た目は悪いですが、選ったものと同じように食べられます。おいしいです。
量にすると全体の5分の1くらいをはじいているでしょうか。当然食べられないものもありますので、これはここには入っていませんが、量は一握り程度です。
うちの選別はかなり甘めでして、市販品だと確実にはじかれるものも残しています。市販品とどこが違うかといいますと、①粒の大きさがバラバラ ②小さな傷やしわはアリ、といったところでしょうか。
こんな甘い選別でも5分の1以上は商品化されません。うちの場合はこれらは捨てずに私たちの口に入るので、ほとんど無駄がないわけですが、ふと思いました。
小豆に限らず、こうして捨てられる食べ物ってかなりの量があるんだろうな。食料自給率がどーのこーの言われてますが、美味しく食べられるんだから余さず食べるようにすればパーセンテージもかなり変わるんじゃないかな。
最近では「虫食いでも気にしない」とか「見た目よりも安心・安全」「少々傷んでいても大丈夫」という人も増えたといわれておりますが、問題はそこじゃないと思うんですね。見てくれのいいものと同じ値段で買えますか?ってところじゃないでしょうか。
簡単な話、上の写真の小豆と下の写真の小豆を同じ値段で買って食べようという思いになれるかどうかにかかっている気がするんです。
この一点において多少なりとも抵抗感があるのは現代人であれば当然の反応だと思います。でもこの反応こそがつまりは食べ物を商品化してしまっているという証でもあるんですね。
まあ、現実問題として下の写真のようなものはどこにも売ってませんけどね。
17:00 | コメント (1387) | トラックバック
ひきこもり
昨日から降り出した雪が積もっています。昨夜一旦降り止んだようですが、今朝からまた終日降り続けまして雪量もそれなりになってきました。夕方の時点で15cm~20cmの間くらいでしょうか。気温は終日氷点下、部屋にこもってストーブをつけていてもなかなか暖かくなりません。
面白いもので、これが同じ状況でも部屋に二人いると室温がかなり違うんですね。
外はこんな様子なので、当然何もできるわけがなく今日はコタツで年賀状でも書こうかと。おかげで結構はかどりました。
本当はまだ外でやりたいことも残っているのですが、こうなってはどうしようもありません。この雪が一旦消えてくれることを祈って、そのときが来るのを待つばかり。こうなるまでに片付けておかなかったのが悪いだけですから。
ただ、雪に埋もれる前に野菜を取り込んでおかなかったのは少々悔やまれます。とりあえずは今台所に残っている野菜を駆使して何とか食いつなぎます。雪が融ける前に底をついたら、仕方ないので雪の下から掘り起こすしかありませんねえ。
番外編ですが、先日風呂に入ろうと服を脱いで洗濯機に入れようとしたら中に何か落ちてます。↓
よくよく見てみますと・・・
なんとネズミが中に落ちて出られなくなってました。そりゃあ落ちることは出来ますが、壁面がステンレスの垂直な壁ですからさすがにネズミでも上がれませんよねえ。
どうしようか迷ったのですが、なんか、衣類をきれいにするところで、ネズミが死んで汚いことになるのも気分がよくないので、逃がすことにしました。
滞在中に多少の「お土産」は落としていってくれたようですが、これは簡単にきれいにすることが出来ましたし、まあ今回はよしとしましょう。多分こいつが風呂場の石鹸なんかを食べてた奴なんだろうけどね。
頼むよ、ネズミ。「クモの糸」ならぬ「ネズミのフン」でもなんでもいいから困ったときはよろしく。って、見返りを求めてるようじゃダメだな・・・
17:10 | コメント (2349) | トラックバック
今年最後の・・・
黒豆の収穫作業(選別)が終わり、今年の収穫作業もこれで一通り終了となりました。本格的な冬に備えて、野菜を囲ったり、漬物を漬けたりといったことはまだあるにしても所謂「収穫」は終わりです。
今年も黒豆は田んぼの畦で育てまして、畦豆にしてからは毎年いい出来です。ただ、今年は最後の最後にやられまして、刈り入れ直前の1週間で何者かによって半分近くが食い荒らされてしまいました。犯人は不明ですが、豆を選りながらかじられたものをよく見てみますと犬系の歯を持った獣のようです。
かじられた豆はこんな感じになっているのですが、この写真では歯形まではよく分かりませんね。これ以上はカメラのピントが無理でした。
今までも同じように黒豆や小豆を作ってきたのですが、今年のように獣に食われるというのは初めてのことです。よほど食べ物がなくなってきているんでしょう。
獣たちがこうして里にまで下りてきて食物を漁るようになってくると必ず「獣害」という名の下に殺戮が始まるわけですが、今年はうちも被害が多かったのでこのことについて考える機会が増えました。
我々は常に人間の立場からしか考えられませんが、少しだけ逆の立場に立ってみますと要は「生きるために仕方がない」とか「食べていくためには仕方がない」という人間界でもよく耳にする言い分に簡単に行き当たります。
私たち人間もここまでこの言い分の下にいろんなことをしてきましたよねえ。それで被害を受けてきた人間以外の生物は「復讐しよう」とか「人間を少し減らしてやろう」などという行動はとってきませんでした。
人間同士の場合は当然もめごとになってますし、ひどい場合はこれで戦争にまでも発展してるんでしょうね。
なんか、話がグダグダになってしまいましたが、私の感想は一つ。
どんな生き物も(人間同士であれば「どんな人でも」)生きるためには食べる。自分が食べていくためには多少の被害を他に与えても仕方がないじゃないか。
という言い分を認めて欲しければ、当然その逆、つまりは自分が被害者になるということも含めて受け入れなければならない。
自分はいいけど同じことを他のものがするのは許せない、というのではどこかのガキ大将の理屈になってしまいますもんねえ。まあ、こんなジャイアンみたいな大人や国なんてそこらじゅうにあると言われればそれまでですが・・・
シャーベット
赤ん坊が生まれてから2週間が過ぎました。この間、私は何をしていたのかよく分からない日々が続いておりまして、2週間たったわりには仕事の方は進んだ気がしていません。
約1年ぶりの一人暮らしにもなかなか適応できず、目下ダメ人間を驀進中でありました。が、何とかここいらで心機一転、心を入れ替えて日常に戻ろうとようやく身体も動き始めたところでした。
今シーズンの初雪です。
昨夜半~未明ごろでしょうか、屋根からベチャベチャと落ちる音が聞こえておりまして、明るくなって見ますと写真のような感じでした。その後も今日は夕方まで一日重たく湿った雪が降り続きました。「降り続く」とは言いましても所詮はシャーベット状の水っぽい雪ですから積雪量がどんどん増えるという代物ではありませんで、一日経っても景色は朝と大差ありませんでした。水の量だけは確実に増えていますが。
天気予報によると今後1週間も晴れマークはなし。さて、このっている仕事はどうなるんでしょうねえ。これからは雪や雨の合間を縫って文字通りカメの歩で進めていかなきゃならないようです。これも今までに片をつけられなかった自分のせいでしかないんですがね。まあ、まだこの冬の天気がどう動くかなんて分かりませんし、合間で結構いい天気がめぐってくるかもしれませんしね。とりあえずしばらくは外仕事になりそうにないので、内仕事に精を出しましょうか。せっかく取り戻しつつある生活リズムも崩したくないですしねえ。