2005年09月06日
春風亭 柳朝
江戸前の男 春風亭 柳朝一代記
吉川 潮
新潮社
難しいネタも、いとも簡単に演じてみせる、
それが江戸っ子の粋、プロの芸。
本を読むと急に、落語のテープを、聞きたくなりました。
車の中で聞いてます。
笑いや、拍手の入る、ライブの方が面白い。
おもわず、いつしょに、にやけてきます。
噺家は一人で、大勢の客を満足させる、大変な芸が要る、
本人が一番,その事に敏感、なかなか自分芸に、
納得しない、満足できない苦しみ。
何処で、ストレスを発散するか、その壮絶な私生活。
吉川 潮さんは、芸人の一代記を何人か書いておられます。
野垂れ死にの藤沢秀行さんのような人、
子供に言わすと、世界遺産のような人、
昔はイッパイ居ったというパパ。
その様な人ばかり出てくるのです。
週刊誌も無く、その様な事は問題にしなかった。
本人が立派なのか、世間が許したのか、
多すぎて興味なかったのか。
でも今は、政治家なんて、発覚すると、致命的ですよね。
極最近にも有りました、大物。
ゆっくりと 間のイイ話に のめり込む
[落語] : 13:25 : コメント (0) : トラックバック (0)
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