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2005年12月31日

一休さんのつぶやき 母

暇な一休さんにも、実はいろいろな重い事もあるのです。
明けて96歳の母が居ます。
車椅子での生活をしていますが、元気です。
テレビも、新聞も興味なくなり、あれほど読んでいた小説も、読めなくなり、
何とはない生活をしています。
早く逝きたいと、言います。
言葉に困ってしまうのです。
そうゆう人に限ってナカナカ死ねんよ。
本当に死にそうになったら、死にたくないらしいよ。
きっと、このような今の自分が、嫌いなのでしょう。

毎週、一休さんが訪問する事だけを、楽しみに待っています。
もう、話も無く、居るだけで満足してくれているようです?
一休さんをそんなに、大切に思ってくれる人、これ以上ありません。

行くのって結構、気が重いのよと、心のうちを友達に話すと、
良く解るよ、私もそうだったよ。
家に帰るまでに、気分転換しないと、たまらんよね。
コーヒーでも飲んで帰ってと、そーと出してくれるのです。
気持ちを楽にしてくれる友も居ます。

こんな罰当たりな一休さんを、
こんなに待ち焦がれてくれている人は、他に居ません。

上手く、人生の終焉、を送らせてあげたいと、
何時も考えていますが、こればかりは・・・・・・。
語るにはあまりにおこがましい。
美しい夕焼けとまではいかないまでも・・・・・・・

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[家族] : 15:14  : コメント (0)  : トラックバック (0)

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