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2006年06月29日

18代目中村勘三郎襲名披露

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親子三人の「連獅子」を見たいと期待していたのですが、
勘太郎休場でした。
あの運動量を見ると、膝も、腰も悪くなっても、仕方ないなーと、
思われる迫力です。
伝統芸能を伝える事の厳しさ、50代の体力、20代の体力。
そして、親子2人だけで演じている、勘三郎の気持ちを考えると、
複雑な気もします。

文七元結の時、勘三郎のむき出しの下半身を見ましたが、素晴らしい筋肉。
日頃の精進そのものです。

師匠が、お出入り禁止の後戻す時、
下から太ももを握ると言う、小説がありました、
稽古の状態を調べたんです。
腰を落とし、大腿部の筋肉が踊りの生命です。

もちろん太極拳にも通じます。
背筋を伸ばし、視線を上げ、膝を曲げ、腰を落とす、頭は一定。

[観る] : 13:34  : コメント (0)  : トラックバック (0)

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