2007年10月12日
金比羅宮書院の美
今では美術品になってしまっている、壁画、襖絵。
使われ散る状態で観れるのが、この展覧会です。
連日、新聞に特集が掲載されています。
三書院をグルート廊下伝いに回りました。
入ってすぐの表書院にいきなり、円山応挙の虎が6匹。
ここが虎の間です。
1匹づつ、まじかに見、次に廊下の端から全体に見て、堪能。
ネコをモデルにしたといわれるだけあって、本当に似ています。
ネコを飼っていたから、その表情が重なります。
通常は入れない奥書院には、伊藤若冲の花丸図、
壁画、襖、床と、4面が花、全部で201点あるそうです。
当時は4つの間に障壁画があったそうです。
婦人画報の8月号に特集が組まれており、ブライスが若冲の前で見とれている様子が掲載されています。
ツアー参加者の方からそれを見せて頂きました、
シッカリ持ってきている方が居るんです。
新しい白書院には製作途中のツバキ、これはパステルです。
現代的な作品で、平成の時代を代表する障壁画として、
制作するということです。
[美術] : 14:03 : コメント (0) : トラックバック (0)
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