2011年01月08日
鶴の恩返し
朝日新聞の1月7日、「おとぎ話 なう」
誰でも知っている昔話です。
鶴が女に化けて助けてくれた男の為に、
羽を抜いて反物を織る話です。
主人公つうのような存在を「自虐的世話役」と。
そうしないと居場所を失ってしう、不安定感が背景に有る。
現代社会のサラリーマン、成績の為自社製品を購入するとか、
その苦悩は「夕鶴症候群」と呼ぶ。
精神分析医の先生の説です。
スミスは弱い人は世間の評判を重視する、
賢い人は公正でクールな判断と行動が出来る。
弱い人は野心に突き動かされて富が増えれば人間は幸せになると信じ、
体を痛めてまでハタを織ってしまう、
限度を知らない人間ばかり、そこに悲劇が有る。
この話をハッピーエンドにするには、
生き残ること、つうが自分が傷ついている事を伝えて、
愛する者を傷つけた与ひょうが、しっかり受け止めれば良かったのでは。
時代を超えるおとぎ話を、
現代進行形のなうで楽しませるシリーズが楽しみです。
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