2011年10月21日
秋の山里散歩(1)安井家母屋
お天気に恵まれて、県境に近い山里のウオーキングに参加しました。
約200年前に建てられた、ワラブキ屋根の農家を訪問しました。
市の重要文化財に住んでおられ、何しろ大変!
只今、茅葺屋根の修理の工事が行われています。
ご主人自ら案内をして頂き、御苦労話を聞きました。
遠慮のない50人余りの団体は、
裏山から水を引かれた池の中から、屋敷廻りの隅々まで見学しました。
カヤとワラを交互に葺いてゆくそうです。
美しい仕上がりのラインにうっとりします。
屋敷左に有る白壁の蔵には毎年スズメバチが大きな巣を作るそうです。
今年も大きな巣を見事に作っています。
この家が出来た時には、もう植わっていたと思える紅葉の大樹、
山でもこんな大樹は見と事が有りません。
幹に似合わない小さな葉が一層の古木を証明しています。
文化財の指定を受け、近代的設備も出来ず、受けていない納屋と母屋とを、
老夫婦が行ったり来たりしながら、日々暮らした居られるそうです。
古民家の庭にふさわしい古木の幹から、
直接こんなに可愛い花が咲いていました。
誰も名前を知っている人が居ませんでした。
[散歩] : 11:58 : コメント (0) : トラックバック (0)
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