2017年05月07日
水芭蕉
前回来た時もあったから・・・・有りました。
今回の女子御一人様は(相部屋OK)9人でした。
2部屋に分かれています。
もちろん男子の御一人様もおられます。
グループで申し込み男女分かれてのお部屋、
食事はグループでしています。
一休さんのスタイルとは違うツアーの利用方法です。
2日間同じ部屋に泊まったり、食事し、隣の席に座り、
だんだん心開いて語り始めます。
「結婚もしないで、被爆して体の不自由な母を看病したの」
「13年前に母を亡くし、旅行へ行けるようになったの」
「家にも遊びに来て、結婚も考えた彼もいたけど、
母と暮らすとなると、去っていたよ!」「母に理由も言えんしね」
「原爆手帳も母が嫌がるので、受給してなかったの」
「給料の何割もが医療費に消えてね、苦しかったよ」
「先生が見かねて手続きしてくれてね、少しはね楽に」
「父は戦死、遺族年金が出ていてのも、母が亡くなって、
貯金通帳に溜まっているのを、姉が持ってきて初めて知ったの」
「母は何にも言わなかった、長女の方を信頼してたかと思うとね」
「長女だから三分の二?受け取りたい、叔父がそれはオカシイ!」
「理解してくれてた人が有って、救われたね」
「結婚もせず親を介護した私が半分受け取ることになったのよ」
「腹が立たので、そのお金で、マンションを買ったのよ」
「街の中心部で、会社にも近かったし、便利よ!」
「65歳になった時、会社はもっと勤めてくれと言ったけど、
これからは私の人生と定年退職をしたの」
彼女は一休さんと同い年、地元に時々聞く話しですが、
とてもリアルに聞きました。
[散歩] : 06:59 : コメント (0)