2017年10月09日
フジ三太郎旅日記
図書館に有った古い本です。
バブル前後、マダマダ日本経済が良かったころ、
天下の朝日新聞の海外のお客さん向けの講演会へ、
大名旅行の話です。
不思議に、その中の文章が妙に心に来ました。
作者がかの有名な大宅壮一さんから、
三ツ゚のスランプ脱出法の伝授。
1、本を読む。2、人に会う。3、旅に出る。
納得したそうです。
朝日新聞が海外の子供から、
「うちのお父さん」について応募したところ、
「ネバマイン、ネバマイン」とお父さんが言っている、
4コマ漫画が金賞になったそうです。
「たいしたことない、たいしたことない」。
そう言いながら、海外で活躍しているお父さん。
苦労が見えるような気がします。
作者の講演から、
何でも悪いようにとるのは鬼、イイようにとるのは神。
旅に出ると、心が世界のように広くなれる。
と、この旅日記の〆です。
漫画という、限られた空間で表現する方は、
凝縮した物の捉え方をしているのかな?
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