2018年04月13日
松本清張
「100分で名著」テレビ番組です。
取り上げられた小説の「昭和史発掘」。
名前が固くて松本清張の小説と言っても読みにくそうでした。
司馬遼太郎にしても、松本清張にしても、
根本は物語ではなく、過去の検証、未来への提言?
普通の小説家は描かない分野です。
来年は平成が終焉し、昭和が過去になれば、
タブーの部分が描かれやすくなるかもしれません。
日本人の大問題、先の戦争の事、あまりにも知らなすぎます。
松本清張の代表的小説「点と線」「砂の器」、
携帯電話の無い時代の警察官の捜査が時代を表し、
車も用いず、足で稼ぐ捜査が描かれています。
今日同じ町で14年前に起こった高校生殺人事件の犯人が
逮捕されました。
隣りの県の事件で指紋が全国規模のコンピュータでヒット、
14年間,足で捜査していた警察官には、
何とも言えない思いがしたでしょう。
朝からあの日と同じようにヘリコプターが飛び、
犯人の搬送を待っています。
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