2022年12月09日
おいしごはんが食べられますように
芥川賞受賞作品です。
とわ知らなかったのですが、
絵の会の公民館で借りました。
最近新しい本を読まないので、新鮮でした。
職場アルアル物語だそうですが、
昭和の職場経験しかない一休さんには、
めんどくさいだろうなー。
すぐに・・・・ハラスメントとかになるので、
現代の職場環境ってこんなのかと、驚きます。
弱々しい人が得をして、シッカリ者が損を?
理不尽なことが通用した終わり方、
スカッとしません!
何とかして!
2022年08月24日
佐伯泰英
本の広告に最も出ている作家ではないでしょうか?
シリーズを頻繁に出しています。
ハマると厄介と思っていました。
図書館図書棚でも3段は占めています。
一番短めのこのシリーズを手に取りました。
調べてみると、「古着屋総兵衛」シリーズ「新・・・・」でしたが!
まだ途中で、どこまで付き合えるか判りません。
江戸物をイロイロ読みますが、これはファンタジー?
2022年05月31日
ジョン・マン
オーディオで5までは聞きました。
6,7は入っていないので、図書館で探しました。
8も有るようですがまだ発売されていません。
幕末から明治にかけて実在の人物、
色んな表現で小説やドラマに登場しています。
高知県出身の山本一力が書いたのは必然でしょう!
土佐出身者にはスター坂本龍馬が突出して、
しかも司馬遼太郎の物が有名すぎて、
手に出しにくいですよね。
山本一力、男目線でえがいています。
1827年うまれ、1841年から、明治43年まで、
同物語を進めていくのでしょうか?
楽しみです。
2022年05月16日
髪結い伊三次捕り物余話
宇真佐真理さんが2015年11月7日(66才)に亡くなった月に、
このシリーズ「竈河岸」が最後の発売だったと?
テレビドラマのも放映され人気シリーズです。
15冊有ります。
表紙の装丁画も雰囲気が有り、
登場人物も成長します。
この作品の主人公の人生を全うさせたいと考えて、
急に10年急に進めたり・・・・間に合わなかった!
人の気持ち、女の気持ちを書いています。
図書館は一人8冊迄貸し出しです。
2022年05月11日
母の遺残・新聞小説
三代の女性の物語です。
まつわりつく、わがままな母親、
早く死んでくれないかと姉妹で願いながら、
やっと自分の事を考えることが出来るようになって離婚。
母親の残してくれた遺産で新しい生活が可能になり、
あの3月11日の前の日にスタートを切ることが出来、、
そこで長い物語は終えました.。
100年前新聞小説「金色夜叉」がルーツです。
近代文学者らしい作者の知識がてんこ盛りです。
邪魔にされるお母さんの立場に立ったり、
娘の立場に立ったり思いはクルクル立ち代わります。
最近いない重量級の物語でした。
2022年04月15日
物書同心居眠り紋蔵
1941年生まれ佐藤雅美さん、81歳になられます。
何本もの続き物を抱え、
いったいどうゆう風に書いておられるんでしょう。
シリーズにハマるとキリがないと敬遠していましたが、
今、ハマっております。
このシリーズの絵は村上豊さんのカバー装画が、
滑稽で素敵です。
江戸時代は訴訟社会、時間とお金がかかる。
刑罰も厳しい、そこをなるべく丸く収める。
前例を調べるのが仕事。
小説にしているのが意外な分野です。
シリーズは基本江戸法務関係、警察、検察、裁判が、
立場を変えて書かれていま
調べ物は同じ?それぞれの立場を置き換えて想像してるなかな?
書斎の机が、ここは紋蔵、八州、縮尻と、分かれているのかな?
(受験勉強の机を3個用意して3教科をを分け、
自分が移動して勉強してた?)
こんな話を聞きました。
書斎を観てみたい。
2022年03月22日
八州回り桑山十兵衛
シリーズ物は読み始めると辞められなくなります。
次々話が有るもんだ!
作家さんて、素晴らしいですね。
関東の地名に馴染みがないので、
地図で調べながら、小さな字を虫眼鏡で探します。
2004年の地図帳ですから、
地名が載っていないものもあります。
江戸時代とは違います。
移動手段は歩く、船、
想像するだけでワクワクします。
話しと言いながら、よく歩けるもんだと!
2022年01月09日
宮部みゆき
この4㎝は有るか?図書館で借りてき読んでいます。
本所深川のぼんくら同心井筒平四郎の活躍?
読み始めたら止まりません。
図書館がコロナで停止なならないかと心配です。
どうやったらこんなに話が次々出来上がるんでしょうね?
作家さん、尊敬します。
図書館、職員から陽性者が出て活動停止になりました。
借りていた宮部みゆき、読んでしまって、
1週間ぶりに行く前、調べると17日迄停止の事でした。
いつ何が有っても不思議では有りません。
昨日14日は997人の新規感染者、4桁手前です。
あーあ、いつまで続く事やら・・・・・
一休さんにも危機がすぐそば迄来ているかも?
2021年12月21日
家族じまい
小説感たっぷりの物を読みました。
5人のそれぞれの年代の女性、
それぞれの事情を抱えながら、
お互いの相関関係を進めていきます。
その後がとても気になります。
ご想像にお任せされても重いですね。
桜木紫乃さんは地元北海道を設定しています。
地図が必要で距離感が掴めません。
女性がどんな事情を抱えても力強く生きていく!
生きてほしいと言う事でしょうか?
これだけの内容の小説、題も興味を呼ぶ、
話題なったはずですが、ハッキリ記憶が有りません。
受賞も無いようです。
2019年10月13日
ごめん
「ごめん」簡単な言葉、
直ぐ言ってしまう人、絶対に言わない人。
それぞれ問題です。
ある会社の数人の人間関係と各々の家族、友人の人間関係、
その「ごめん」と言う言葉を絡めて繰り広げています。
面白い展開で、興味深く読みました。
作家って、本当に素晴らしいと思います。
日頃いろいろ考えていることを、ピタリと言葉で表現!
そうだ!そうだ!と、只うなずくだけです。
今月の女性雑誌で紹介されたばかりの新刊です。
一休さんの、今年一番印象に残る本になるでしょう。
2019年09月19日
山女日記
テレビドラマで知っていました。
内容はほぼ違っていました。
登ったことのある山もあって興味深く読みました。
湊かなえさんが自分の足でで取材して書かれているのが、
細かく解ります。
もう山は諦めていますが、行きたい気持ちムクムク。
もっとも、本の内容は山に絡めた女性の問題です。
それも手に取るように解ります。
作家ってすごいな~
中姉さんが図書館で借りてきていたものを読みました。
山に興味あるのかな?
彼女が学生時代、尾瀬を2人でトレッキングしました。
一休さんにとって忘れられない、楽しい思い出です。
2019年06月18日
田辺聖子
6月6日91歳でお亡くなりになられたそうです。
図書館で本を探すと、古い本を見つけました。
全集を出すにはまだ早い1993年出版でした。
内容は昭和の懐かしい内容、ヨーク理解できるものです。
短編は小説の極致だと思います。
短くて深い!
しばらくは田辺聖子で行こうと思います。
急いで図書館へ行ってみました。
先週有ったはずの棚に本は有りません。
念のために文庫の棚に行ってみましたが、空でした。
思いは同じなんですね。
まー、ユックリするか!そのうち廻って来るでしょう。
2019年03月11日
定年待合室
「ブレーメンの音楽隊」、覚えていますか?
歳を取り人間から邪魔にされた家畜が泥棒をやっつける話です。
ろば、犬、鶏それから・・・・・・
ドイツのブレーメンの広場に物語の像が有ります。
当時、ハンザ同盟の中心地で、
そこへ行けば何とかなる街だったそうです。
パパと、そのお友達夫婦と現地の方の案内でドライブしました。
あれは、何年前だったでしょうか?
小説は直ぐに読んでしまいました。
サラリーマンのレールから外れ者が集まるスナックのママが、
ブレーメンの音楽隊と彼らの事を言います。
人脈を使い現役のサラリーマンを助ける話です。
そして自分も残っている力に満足する。
大量の退職者、人出不足、何とかならんのかね~
2019年03月10日
還暦着物日記
図書館の新刊紹介コーナーに有った物を選びました。
さて、どれを一番に手を付けるでしょうか?
・還暦着物日記
毎月のお出かけの着物合わせです。
群ようこさんって還暦?
他の本に着物でマンションが買える!
と書いて有りましたが、その内容が書かれていました。
母と娘の葛藤かと思っていたら、
結構お母さんの着物も着ているようでした。
ネコの事も満載です。
写真が付いているので、
読みやすいと思って最初に手に取りましたが、
途中で飽きてきました。
読みながら着物に興味を持っている、
彼女が読んら興味惹かれるかな?と、
友達の事を考えていました。
2019年01月12日
そして、バトンは渡された
’18年度最高の本に出合いました。
雑誌の紹介欄で知りました。
「私には父親3人、母親2人、
家族形態は17年間に7度も変わった。
でも、全然不幸ではないのだ」
血が繋がっていないからこその、親選手権?
親子関係に目にうろこの視点からの物語、
読んでとても幸せな気持ちにしてくれます。
中姉さんに紹介した処、「瀬尾まいこさんの本が読みたい」
図書館で並んでいた本を全部借りてきました。
人間関係を全く新しく考えるテーマが語られています。
2018年12月05日
翼竜館の宝石商人
ブリューゲル展へ行った頃、
「翼竜館の宝石商人」と言う本を読んでいました。
舞台は17世紀オランダでの話です。
なんか両国の共通する事が有り、想像が膨らみました。
同じ国だったことも有りますが、ヨーロッパは陸続きですから、
日本のようハッキリとした区別は無理です。
ベラスケス家を舞台にしたミステリー小説です。
当時のヨーロッパの生活を文章で、想像しました。
ベラスケスと当時の商業都市アムステルダムが舞台です。
東洋からアフリカに富を探す貿易が移行する時代でした。
ヨーロッパの小さな国、広い海の向こうに命を懸けたんです。
同じ日本も東洋の小さな国だったのに、この時期国を閉じて、
歴史に、「もしあの時?~だったら?」と、
想像してしまいますねー。
2018年11月14日
食堂メッシタ
太極拳の友達のお嬢さんのお話を聞くと、
この本の主人公の話に似ています。
「娘がね、イタリアの北の方に会社から派遣されているの」
日本で有名話題ホテルに勤務していると聞いていました。
「今どこのホテル?」と聞いた時の話です。
それが「北の方から南の方に移ったそうで」とお母さん。
まるでこの物語に出ているような話です。
おせっかい一休さんは、早速この本を紹介しました。
山口恵以子さんは現地取材をしないで参考文献で書ける、
想像力豊かな方でその能力には驚きます。
2018年10月08日
ファミレス
ファミリー・レストラン?ファミリー・レス?
50歳前後の男性3人の学校時代の友達の話です。
とても現代的な話です。
食べ物の話が入っているので手に取った本でした。
めずらしく1ページ2段で、
字がぎっしりと詰まった本でした。
内容に飽きが来ず一気に読めます。
(男友達の小説は女友達の話と違いさわやか?)
ベキ子です・
「夏の間、エアコンの部屋にズート居ました」
「食欲は有ります」「もうあんまり動きたくありません」
「歳のせいでしょうか?」。
2018年07月27日
平岩弓枝
テレビドラマの脚本化作家かと思っていましたが、
上・中・下の長編小説も書いています。
母の読んでいた茶色く小さな字の本を何冊か読みました。
日本伝統芸能や古い商売の世界の、時代考証、造詣の深さに、
驚かされます。
ドラマ作家?らしく、会話の多い文章です。
(失礼ながら、ある意味新しい)
これは有名なテレビドラマ、「御宿かわせみ」シリーズの明治編です。
ストーリーに、ちょっと無理も有るようですが・・・・・・・
暑い夏の午後、世界に引き込まれ楽しめます。
明治維新150年です。
2018年07月21日
避難所
今日は快晴、山が遠くまでよく見えます。
グルーと湾内を取り囲む東の山々に、
傷ついた山肌の土が白く乾き、怪獣の爪痕のように、
何十本も見えます。
何度も登山した山々です。
もう2週間も経っていますが、まだ行方不明者が数人います。
この本は東日本大震災の時の避難所の生活をえがいています。
地震発生時から、その後を何人かの女性の立場から、
オムニバス風に書いています。
助け合い、キズナ、和・・・・・
ウザイ家族関係、自由の無い地域関係、男尊女卑・・・・・
仕切るボス!公平という行政、
皆と同じにしないと、排除してゆく!
人間って社会的動物、社会ってなン何でしょうか!
毎年、地域で避難訓練が有ります。
硬い床の体育館に集まって1時間の話を聞くのがツライ。
今日は総理大臣が視察にやってきました。
昨日はマツジュンが5000万円持ってやってきました。
総理は緊急予算を(税金から)持って来たんでしょう。
権力には贖えませんね!
2018年07月15日
定年おやじ改造計画
一休さんには定年おやじは居ませんが、
作家って本当にモヤモヤとしていた気持ちを、
上手く整理してくれます。
夫婦間の気持ちのズレです。
ズレではなく間違いと言っています。
男女ではなく人間としての気持ちです。
この本を読むと気持ちの整理がついて楽になります。
お薦めひます。
2018年01月13日
ホワイトハウスのピアニスト
この本、厚さ4、5cm。本体価格4800円。
図書館の新刊のコーナーで大きさで目立っていました。
とても買って読める本ではありません。
お正月に読もう!
体調不良でお正月には読めませんでした。
今、アメリカ大統領のスキャンダル本が正月明け、
話題になりました。
大統領にどんな夢を重ねているのでしょうか?
(人格者、清廉潔白、品格・・・・・)
この本に出て来る、大戦後の歴代東西のトップ、大統領は、
本当なら、ほぼ現大統領と変わりありません。
ヴァン・クライバーンは辻井伸行さんが優勝して有名になった、
アメリカのピアノコンクールの冠についていた名前です。
大戦後、東西冷戦中の第1回チャイコフスキーコンクール、
ピアノ部門で優勝した天才です。
米ソ両首脳に関係したと言う事が、題になっています。
20代前半で成功することがその後の長い人生にとって、
例えば、(スポーツ、芸術家・・・・)両親、取り巻き、
彼の場合、両大国に及んでいる?
ピアノの演奏を文章にするとこうゆう表現になるのか!
驚くばかりです。
2017年12月18日
ぼったくり居酒屋
図書館で「あ」の欄から選ぶのに、共通点が出ました。
女性作家、従って主人公が女性、食べモノが出て来る?
この本は共通しています。
以前友達が「私って、食べる事ばっかり考えとる」と。
その時は「そんな~」と、言いました。
しかし、今、一休さんは、
「私って、食べる事ばっかり考えとる」と、
考えたくないのですが、感じます。
確かに、1日の必須事項は食事です。
重要と感じるか「たかが食べる事」と感じるか?
今迄「たかが」と思っていたのですが、
食べる事ばかり考えている自分が嫌です。
衣食住、生活の基本では有りますがね?
さてさて、どうしたもんだろうか?
正月明け、図書館へ行って、3~8を探しましたが、
全巻貸出し中です。
誰かがまとめて借り上げているんでしょうね。
早く読みたい~。
2017年12月09日
朝井まかて
図書館の「あ」の欄です。
時代小説はほとんど江戸を中心にしたものです。
この中の2冊は商人の街大阪を中心にしています。
武士中心の江戸とは違う面白さが有ります。
図書館の本はハードカバーで字も大きく、
高齢者には優しい本です。
次々借りてきては、サッサと読み上げ、
あーあ、面白かった~!
食べ物の表現が何度も出てきて、
今にも作れるほど詳しい物です。
食べ物は身近に江戸時代の暮らしの実感がわきます。
2017年11月14日
かんかん橋を渡ったら
図書館に有る阿川佐和子の本、ほぼ読みちらし、
「あが・・」の棚から「あさ・・」に移りました。
ジャンルがいろいろですが、
故郷岡山のチョッと懐かしい時代を、
心温まる話でまとめています。
とてもいい気持になりました。
2017年10月09日
フジ三太郎旅日記
図書館に有った古い本です。
バブル前後、マダマダ日本経済が良かったころ、
天下の朝日新聞の海外のお客さん向けの講演会へ、
大名旅行の話です。
不思議に、その中の文章が妙に心に来ました。
作者がかの有名な大宅壮一さんから、
三ツ゚のスランプ脱出法の伝授。
1、本を読む。2、人に会う。3、旅に出る。
納得したそうです。
朝日新聞が海外の子供から、
「うちのお父さん」について応募したところ、
「ネバマイン、ネバマイン」とお父さんが言っている、
4コマ漫画が金賞になったそうです。
「たいしたことない、たいしたことない」。
そう言いながら、海外で活躍しているお父さん。
苦労が見えるような気がします。
作者の講演から、
何でも悪いようにとるのは鬼、イイようにとるのは神。
旅に出ると、心が世界のように広くなれる。
と、この旅日記の〆です。
漫画という、限られた空間で表現する方は、
凝縮した物の捉え方をしているのかな?
2017年10月07日
ドクター・トド船に乗る
図書館で目について本です。
テレビドラマで有名な法医学教室物の原作者、
法医学の先生が船スキがシップドクターになり、
世界の海で活躍?する日記です。
クルーズが流行っています、これを読むと、ふと、
乘ってみたくなります。
朝日新聞に掲載されていたので、記憶が有り、
この名前、もしかしたら・・・・・と、
学生時代に習った生理学の先生と関係があるのでは。
息子かと思って、調べてみると甥でした。
当時から高名な方と言われていましたが、
どうゆう風に立派な先生か解りませんでした。
「医者なのに、生理学と言う研究職に就いてしまった」
つまり、収入が付いてこないという意味のことを言って、
自慢なのか、ボヤキなのか?
何を習ったか覚えていないのに、紳士だった!
感じ良かった!好印象が残っています。
2017年09月27日
正義のセ
阿川佐和子さんの本が面白くてたまりません。
これも面白かった!
1~4までのシリーズです。
子供の頃、先生に言われ事で検事になった女主人公。
学校友達、家族、仕事の付き合い・・・・関係。
事件と共に絡み合います。
食通阿川さんの、食べ物話も絡んでいます。
とにかくスッキリして、面白い話です。
テレビドラマの女検事物、これから熱心に観ます。
阿川佐和子の本を読み続けそうです。
「正義のセ、第5弾が出たらしいよ」
新聞広告に出ていたと、友人が電話してきました。
今から楽しみです。
図書館へ申し込みに行こう~。
ケチ、一休はアマゾン以外で新刊を買いません。
2017年09月16日
ウメ子
図書館で偶然出会った本です。
インタビュー物しか書かないのかと思っていました。
小説家です。
子ども向けの読み物?
子どもの心がこんなにも複雑なことを理解できるのかと、
大人が書いているのだからかもしれませんが、
子どもの気持ちがよーく理解しやすい内容です。
強烈に元気のでる、興味を引き起こす内容でした。
2017年08月18日
歳月の梯子
平 安寿子と言う作家がペンネームでマネをしたのが、
アン・タイラー、アメリカのベストセラー作家です。
マネされるくらいの作家なので、興味がありました。
ベストセラー作家だそうです。
1980年代のアメリカの中年女性の家庭生活です。
詳しい描写に古いテレビのホームドラマのセットを想像します。
まだ携帯電話のない時代で、もどかしい処ですが、
家族の中の夫婦関係と子供との関係、
ちょうど今の日本の問題を定義している?
まあ、アメリカの小説ですから最後はハッピー!
状況、家庭内のセット・・・細かく描いて、
ストーリーが進まない?
めずらしいタイプの小説を読みました。
少し古い時代の小説を読むと携帯電話のない頃、
今と違うもどかしさ!違和感を感じます。
時代小説ではなく、現代小説でもない、
懐かしさも伴い、頭の中で切り替えて読んでます。
2017年07月03日
こんなわたしで、ごめんなさい
ユーモア小説?
女性の永遠の問題、結婚!
シリーズ毎、納得共感しました。
中で、一番はフリフリの洋服を着る兄嫁さんの話です。
人を理解することは自分を理解するとのなんですね。
作家の経歴を読んで、これまたビックリ、同窓後輩でした。
新人賞も受賞してるらしく、もうちょっと長い物で、
フィーバーしてほしい、本屋大賞何ってどうでしょうか?
応援します。
これも図書館で見つけました。
2017年07月02日
築地の門出
今日は東京都議選挙の日です。
よそ事ながら、日本全国の関心事です。
問題点はテレビで論じられていますからまあ、
そちらに任せて。
不思議なことにこの本は2015年11月22日、
2015年当初から「小説推理」に初版されたものです。
当然、2年後に移転するという設定での、物語です。
何度か行ったことも有り、昨年11月末にも行きました。
間口1間のお店、パパママストアー
小説とは言え、頭に浮かびます。
テレビで論ぜられていることが、根本的な事でしょうが、
中の人の問題を論じることが無いのに気付きます。
作ったものは使わざるを得ないんでしょうが。
日本全国どこにもある、イチバ、シジョウではなく、市場。
時代変化で新しい場所に移転しているようですが、
商店街の衰退と似ています。
小は大に太刀打ち出来ない!
それでも居場所、役割を、自分で見つけて、
折り合わなくてはいけん無いんでしょう。
図書館でふと目に付いた本でした。
室温30度、今日からエアコン入れます。
2016年12月26日
梟の城・赤ひげ診療譚
梟の城・昭和34年後半の直木賞受賞
司馬遼太郎の出世作です。言葉も難しく、
後の会話の多いスピードのある情景描写とは違います。
赤ひげ診療譚・昭和41年、120円。
何度も映画になり、人気作品です。
貧しい、世界中が貧しい、そして今もまた違った貧しさ。
2016年12月18日
巨いなる企て
「古い本を読み返して処分してるんよ!」と、話すと、
「本は一番処分しやすいんよ」、
「かたずけはね、難しいものから始めないと」と、言われました。
その通りです。
読み返しても、ストーリーに記憶が有りません。
作者の経済学者としての目から、
現代の会社組織と照らし合わせて切り込んでいます。
人の心の、物事が何に流れてゆくか、とても理論的です。
その上で、全く理論だけでない世界が有ることも。
企てとは、徳川に勝つには!
・大義名分
・弘宣衆智
・象徴
大義名分は、義ではなく恐怖と利に誘われる。
義なんて、ロマンにすぎない。
弘宣衆智は情報量の経験や常識による。
象徴は事実ではなく印象により理解し、
決断の最大の情報である。印象は数学ではない。
石田三成はこの三つを創る為の手段と具体性を考えた。
と、書かれている。
2016年10月18日
吉原手引草
以前、読んだ記憶もありますが、
ストーリーを覚えていません。
ミステリーですが、組み立てが斬新で面白いです。
江戸文化?の一つを深く語っている内容です。
調べてみると直木賞受賞作品でした。
2014年07月21日
眠れる森の美女
完訳ペローの昔話、
その中の「眠れる森の美女」の話です。
子供の時読んだ記憶より、
子供へ読んだ記憶の方が鮮明です。
絵までよく記憶しています。
絵本は取っておいたはずなのに、
見つかりません。
なぜこの本を今さら・・・・
姫と映画マレフィセントを約束したからです。
「下調べしといてね!」と、
中姉さんからこの本を渡されました。
グリム童話にも同じ話が出ますから、
ヨーロッパ共通する昔話のようです。
この本は私の記憶と少し違い、
子供向には結構残酷です。
2014年03月26日
トルコ本
図書館から借りて帰りました。
この他にも10冊近くにもなるでしょう。
黒海を挟んで今、問題地域です。
オリンピックの有ったソチ、
ウクライナからの独立のクリミヤ。
歴史が始まってから問題の絶えない、
文化・政治・宗教の文明交差の場所です。
それだけに、「面白い国よ!」と、
ここを旅行した人は教えてくれます。
一休さんトルコへ行って来ます。
2010年09月10日
償却済み社員張りきる
定年を迎えた社員の、同期入社の仲間の話です。
会社になじまず早く辞めた人、取締役にまでなった人、
かっての女子社員と思い出、その後。
話の中心は、元同僚に勧められて、
運転免許を初めて取得するまでのお話です。
元の肩書が邪魔をしたり、年甲斐もなく恋に恋したり。
(男って、女にモテル素が不変だと思っているみたい?)
無事免許が所得できて、今までの生活から、
機動力の付いた生活を妻と楽しみ、メデタシ目出度し。
身近に、定年後に先ず運転免許を取った方が居られ、
奥さまや家族とドライブや毎日の買い物に協力している方が、
チラチラ重なりました。
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2005年09月17日
仲蔵 狂乱
松井 今朝子
時代劇大賞受賞
落語の古典の噺としても有名です。
今、襲名とか、何世とか、現代では実子が襲名しますが、
以前は、養子も、多く、家元芸は,物心付くか付かない時から、
身体が、環境が、覚えるもの、世襲制がどうのこうのと言う、
政治家とは、全く違う世界。
モットも、今回の選挙はその話題はありませんでしたけどね。
時代が変わっているのでしょうか。
江戸文化大好き、一休さん。
2年前、歌舞伎座野,4階から、一幕だけ、
襲名披露を見たことがあります。
そのころまだ、この手の小説は、「きのね」、「宮尾登美子」
しか、読んでませんでした。
モット、勉強をして、正面の値段の高い席で見たいもんです。
お金を払っても、、惜しくないようにね。
伝統芸能の、モノスゴサかんじます。
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